バトルシップのレビュー・感想・評価
全155件中、101~120件目を表示
大画面&大音量でバトルを楽しむ映画
『突如現れた未知の宇宙船。地球の戦艦はどう対抗するのか?』
それが今作の見どころです。
ストーリーよりも宇宙船の兵器VS地球の戦艦、そのバトルを楽しむための映画です。
「宇宙人が来たのはもともと地球から電波を送ったから」「冷静な判断が出来ないケンカっ早い性格の男(主人公)を指揮官にするな」などなどツッコミどころはありますが、あまり深く考えずにご覧になってください。
内容は「バトルシップ」というタイトルの通りです。
戦艦なんて実際に間近で見る機会はなかなか無いし、ドカーンドカーンと砲撃やら大爆発やらの連続で、戦艦の装備を駆使しての海上バトルを大迫力で楽しませていただきました。
主力キャストはほとんどアメリカ海軍兵たちですが、そこに浅野忠信が演じる日本人「ナガタ艦長」が混じって、協力しながら、対宇宙船の作戦を遂行していくところは良いですね。
男ばかりの海軍で紅一点のリアーナも良かったし、活躍どころ結構あります。
そして後半の、現役軍人(若者チーム)と退役軍人(ご老体チーム)のチームワークも良い。
「ワシらの力を見せてやるぞ、若造ども!」と言わんばかりに、老戦艦ミズーリ号に乗り込んで、張り切るお爺さん達がとても頼もしくて、そこはちょっとした感動を覚えました。
結局のところ、「プラネットG」から来た宇宙人の明確な目的はよくわかりませんでしたが、もしもこの先、宇宙研究が進んで、不用意に他の星とコンタクトを取ろうとしたら、この映画と同じような事が現実に起こらないとも限りませんね。
人類の好奇心が、とんでもない侵略者を呼んでしまうかも…?
フェアな戦いを挑んでくる宇宙人
この手の映画に独創性を求めても仕方がないと思いますが、
「ID4」と「パールハーバー」と「U571」(主人公が実戦経験で成長していくところ)と「トランスフォーマー」と「キャリー」(最後のシーン)と「宇宙戦争」(エイリアンは大抵身体的弱点を持ってますよね)と昔の東宝の「日本海大海戦」(ミズーリ号の作戦に東郷ターン(?)が出てきてビックリ!!)、それから「ピンクの豹」(これはきちんとパロデイとして音楽まで引用されていましたね)を合わせた映画という印象でした。
予備知識なしで、余り期待もしないで観に行ったのですが、それを下回る内容でした。
戦う相手が米日の艦隊なので、宇宙人が同じ土俵で戦ってくれるところに、
宇宙人の「武士道?」を垣間見て感心しました。
上記作品(ピンクパンサーシリーズは除く)を一つも観ていなければ、楽しめるかも?
浅野忠信…ハリウッドスターへの道
休日、錦糸町のシネコン。妻と中学生の息子は「テルマエ」へ。僕は本作を見た。テルマエは試写で見ていたので、繰り返して見るほどではないから。
で、最大の注目は、浅野がどれだけ芝居をしているか、だ。
時間的な都合で、吹き替え版を見たのだが、字幕版は浅野はちゃんと英語話していたのかな。
その「英語力」はともかく、アメリカ人の1/4の血が入っている浅野。力まず、いい演技をしていた。
現役の海上自衛官幹部という役柄。ハリウッドで準主役の扱いでよくやってくれた、と思う。
映画は薄っぺらな内容だが、同胞の日本人俳優が、たった一人でハリウッドでバカにもされず一生懸命にやった成果はスクリーンから伝わってきた。
浅野には、このまま精進し続けて、渡辺謙を超える存在になってほしいね。
本作については、そういう見方しかできない作品かな。
話の中身がスカスカ!
浅野忠信が?
海軍バンザイ!
中身は何もない。
戦艦ミズーリの動く画が観られてうれしい。
日本海軍艦長が活躍してうれしい。
あれだけの科学技術があって、ああも簡単にやられる地球外生物。
海軍バンザイ映画として楽しむのがよろしいかと。
頭を使っちゃいけません。
老若男女、一致団結して希望の未来へと進むのだ!明日の陽はまた昇る
時代は大きく変化したと言う事を第一番に感じる映画だった!
劇中で、謎の物体が空から撃墜して来て、その物体の正体が不明の段階で、劇中でのNASAの見解が中国やロシアの陰謀でも無かったとしている。しかし仮装敵国を演出していたかつてのアメリカ、70年代80年代、冷戦時代のみならず今世紀になっても、ハリウッド映画では普通は、アメリカとロシアの関係なら、敵国にするか、一緒に敵に立ち向かう為に同盟する国として第一番に、ロシアを描くものだったし、或いは中国と言う様な大国を選んでストーリーを展開していた筈であるが、それを日本人の浅野忠信を準主役級に置き、
日米協力関係の映画を制作している事は、アメリカでの日米関係に対する世論が日本に対して好意的に変化したものと考えて好いと思うのだが?
少なくとも、浅野忠信を起用してキーパーソンを演じさせている事は、映画産業界としては、日本でのマーケット力を視野の中で大きな位置と考えている証ではないだろうか?
何はともあれ、私にとっても、前から大好きだった浅野忠信をユニバーサル映画100周年記念映画にほぼ準主役級な扱いで出演させてくれた事は、とても喜ばしい!!!
この事だけをとっても一見の価値は有ると言うものだ!
話の展開の仕方等々、映画の出来は、それなりに突っ込み処は満載の、欠陥映画とも言えるかも知れないが、しかし、エイリアンが地球にやって来ると言うストーリーを初めに設定をした時点で、この映画にはどうしてもある種絶対に現実的には有り得ない話と言う矛盾点を含む事が前提となるため、映画ファンもそこの点は目を瞑って話の成り行きを見守る温かい姿勢と言うものが、必要不可欠であるとかんがえるのだ。
つまり、つじつまが合わずにおかしな箇所が出来るのはいたし方の無い事だ。突っ込み処が満載になるのが当たり前の映画で有ると言う様に、初めから理屈は抜きにして、只エンターテイメント性をどこまで、自分が楽しめるかで、この映画の評価が大きく分かれる要因だろうと私は考えるが、みなさんはどう感じただろうか?
撮影は特撮を駆使して其れなりに、迫力有る画面展開が出来ているのだから、決して悪い映画では無いと思うのだ!
そして、何と言ってもクライマックスは、ミュージアムと言っている、動くはずのない記念博物館になっている古い戦艦を始動させるシーンで、かつての海兵隊のOB達が何処からともなく現れるシーンは恰好良い!!その殆んどの人達は今ではあまり売れない端役の人達か、エキストラかもしれないが、それでもこのシーンを敢えて設定している事は、これは、今迄のアメリカを支えてきた人々への敬意の表れを表現したものだと考えられるし、映画100周年で、今迄映画を愛し、劇場へと通ってくれたオールドファンである年配者への感謝のしるしだと思うのだ。
そして、ヤンチャでハチャメチャな主人公も責任有る任務に失敗を恐れずに立ち向かって戦った結果、勲章を得ると言うラストは、ハリウッドお決まりのハッピーエンドだが、ここにアメリカの希望と理想の姿が表れているのだ!逆境こそが、自己を省みて進むべき新しい道へと繋がる事が出来るチャンスあるとこの映画は、未来に希望を託してくれる映画なのだ!
世界的な経済不況である誰もが、明日が良くなる事を信じて、老若男女力を合わせて一致団結して、未来の勝利に向けて頑張ろう!とエールを送ってくれているのがこの映画で有ると考えるのだ!
そして、その勝利も、人との争いでは無く、助け合い協力し、自己の弱さに勝利する事で有ると語っている気がするのだ。
世界は今、少し大袈裟かな、ハリウッド映画界だけかも知れないが、確実に時代は平和へと向かい動き出していると思うのだ!!!
偽トランスフォーマーin the navy
え?面白かった?
サクサク観れました。
期待しすぎた
見てよかった!
バリア内外の話。
元ネタがゲーム?だとかなんとか、
前半はグダグダしたシーンが多くてウトウト…しかけたところ
(まさか今作で眠気がくるとは思わなかった)
エイリアン艦隊がバリアはって海上戦が始まるとスゴイ展開^^;
確かに…ロサンゼルス決戦に、トランスフォーマー的な味わい、
古くは退役軍人にあの戦艦を…と、もうテンコ盛り状態になった。
侵略してきた?エイリアンもなんか人間っぽくて、なるほど、
こっちの進化をいちいち探るような慎重さが奥ゆかしいうえで(爆)
襲い始めると容赦ない、みたいな…男の子が狂乱しそうな出来。
というわけで、後半はホント観応えありました。
前半で退役軍人の爺ちゃんたちがやたら映るよなーと思ってたら、
あぁなるほど!そういうワケでしたか!入ってて良かったねぇ♪と
あのシーンに胸躍る中高年が多かったんじゃないかな(ワタクシも)
主人公のキッチュ、やっぱりロン毛の方がまだ見れる(失礼!)と
思いながら、あら浅野忠信がかなりいいじゃない~?オイシイ役!
というのに喜んだ。ハワイ沖で日米共同戦線なんて強引な展開は
過去は過去、これからの敵は未知の生命体だ!と言っているよう。
これだけグチャグチャ盛り込んだ構成なのに、どことなく人情的で
叙情感が漂っているので観やすい。主人公の恋人とリハビリ兵士の
光景など、あまりこういう作品ではお目にかかれない場面と思える。
単純な戦闘モノ特有の、スカッと観れる面白さと
古臭い人情モノを随所に盛り込んだ、バリア内外で楽しめる作品。
ラストのオマケも観忘れなく。
(P・マクニコル、映画で観たの久々な気がする~変わってない~^^;)
たまにはスカッと(笑)
すべてが安っぽい!
そんなばかな
緊張感がない侵略映画。
最近は、
やたらとエイリアンの侵略モノが公開されてますよね。
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』や『スカイライン』
『トランスフォーマー』もそうかな?!
比べては、いけない気もするが、やっぱ、比べちゃうよね〜(-.-;)
この作品に関していえば、とりあえず、冒頭が長い。。。
事件が始まる前までが長すぎる。
いつ始まるの?
主人公のおバカ具合が、さらけだされる、泥棒シーンとかいるの?!
観る映画、間違えたかな!?
これ、コメディー映画だっけ?!
と、間違えるほど。
観たいのは、駆逐艦vsアメンボエイリアン。
世界侵略は、冒頭から、息もつかせぬ展開だったが…。
この作品は、イチイチ休憩する。
ゆーっくりと、侵略が続く。
こっちが攻撃しなければ、エイリアンは攻撃してこないしね(笑)
…と思ったら、いきなりエイリアン捕らえてるし…
ハッ?!
いつ落ちたの?
しかも生きてるし。
最初、あんなにめちゃくちゃ強いと思ったアメンボなのに、
ラスト、めちゃくちゃ弱いし(-.-;)
そんな動き遅かったっけ!?
街を破壊するのも、中途半端やし。
何故に、ちょびっとのヘリコプターと高速道路だけなの?
バリアの外にいる、駆逐艦隊はいいのかい?(-.-;)
よくわからん。
しかも、気づいたら、日本とアメリカしかいないし。
マレーシアとかオーストラリアとか、どこ行ったんだい?
街を壊す丸いのも、『トランスフォーマー』っぽいし。
とゆーか、映像が、もはや『トランスフォーマー』
中国のエイリアン墜落シーンなんて、そのまんまやん。
一緒になっちゃうんだなー。
エイリアンも、どっかで観たことあるよーなクリーチャー。
『スターウォーズ』に出てこなかったっけ?!
結局、エイリアンの目的はなに?
資源?
本当、よくわからん。
テイラーキッチュも、そこまで、演技がうまいわけでもないし、イケメンでもない。
浅野忠信だけで、十分な作品だよ。
そりゃ『ジョン・カーター』も、スベるよ。
リアーナはいいねっ!!
軍服着ても、可愛い!!
ってか、顔ちっちゃすぎ★
そして、エンドロールのあとの、あれは何!?
続編とか、もう、やめてよ?
まっ、結論、
侵略映画に恋愛ドラマやコメディは、要りません!!
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』や『スカイライン』を観て、勉強してから、作ってください。
戦法に主軸をおくことでリアリティを増大
ユニバーサル100周年の記念すべき作品ですね。
内容は、ハワイで行われた世界各国の海軍が集まる軍事演習をしている最中に地球外生命体に襲われるというSFストーリー。
しかし、SF映画というよりは戦争映画といった趣のほうが強いですね。
主人公たちの心情にあまりつっこまず、地球外生命体とどのように戦っていくかに主軸を置いているため他のSFとはくらべものにならないほどリアルです。
実在する津波観測システム「ブイ」を使っての戦法や爬虫類と地球外生命体の共通点を見出し弱点をみつけるなど、、
大抵、こういったSF映画では「こんなんで地球外生命体に勝てるの?」といったものが多いですがBATTLESHIPは「これならホントに勝てるかも」と思わされてしまいます。
また、映像についても3Dでもないのに凄い迫力で迫ってきます。
エンドロールは少々気になりますね・・・
今後の情報に注目です。
日米ノ興廃此ノ一戦ニ有リ
この映画の評価は、3.5点です。
その理由は、
「バトルシップ」の真の意味を知ったときの尋常でない盛り上がりと、
本作のテーマが、全体をとおしてブレることなく貫かれているから。
細部には「そりゃ現実的に無理だろ」というような描写はありますが、
そこに目をつぶりさえすれば、本作のテーマがあらゆる場面において
貫かれており、クライマックスに無類の爽快感を味わえるのです。
一大河が注目した本作の見どころは、エイリアンとの戦いとはいえ、
「多国籍軍VSエイリアンの全面戦争」という構図<ではない>ところ。
登場するエイリアンは地球侵略の先遣隊であり、対する人間側の戦力も、
エイリアンの張ったバリアの中に残された3隻の日米最新鋭戦闘艦。
大戦争ではなく、双方限られた戦力でもって、絶妙なパワーバランスの中で
知略を尽くして戦うところに、緊張感やワクワク感があるのですね。
例えば、
「最強の盾」の名を冠するイージス艦が誇る高性能レーダーが、通信を妨害する
バリアーによって使いものにならない状況下、はたして、如何にして
エイリアンを撃破するか。
眼と耳を塞がれるというのは、「専守防衛」のイージス艦にとって致命的な
誤算であり、そこに観客は、緊張感を持ってスクリーンに食い入るわけです。
その均衡を破る答えが、「バトルシップ」
観客がこの真意を知ったとき、この映画は大化けするんですね。
ここから先は余談ですが、この作品で描かれている多国籍軍とエイリアンとの
激しい戦闘は、どこをどう見ても
「日米同盟下における、某国との海上戦シミュレーション」です。
冒頭、謎の物体の正体がわからないうちは、「○国の兵器か!」なんていう
台詞も出てきますし、軍事演習に名を連ねた国々もまた、実に示唆的な面子。
第三次世界大戦を想起させるようなきな臭さすら漂ってくるのですが、
そんなことを気にせずとも、本作は単純明快、爽快な「ガチンコ」SF映画
ですので、肩肘張らずに観てほしいところです。
全155件中、101~120件目を表示