「.」モンスターズ 地球外生命体 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅で鑑賞。イギリス製作、脚本・撮影・監督のG.エドワーズは本作が認められ、“ゴジラ”のリメイク版が決まった。一種のロード・ムービー。やたら低予算が取り沙汰されているが充分愉しめた。“モンスター(エイリアン)”を始め、荒廃した街やその他、特撮もよく出来ていた。ラストシーンの後、再度オープニングを観てしまい、コウなるのかと構成に感心。ガスマスク着用のアニメやクラゲの生態等、TVニュースを使い、巧く予備知識や世界観を盛り込んでいる。“サマンサ・‘サム’・ワインデン”のW.アベルが深い印象を残す。70/100点。
・本作に登場する“モンスター(エイリアン)”だが、本多猪四郎監督の『キングコング対ゴジラ('62)』、『宇宙大怪獣ドゴラ('64)』、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ('66)』辺りを想起した。またよく観ると劇中、ホテルのTVから流れるニュースのテロップで、もともとは木星の衛星の一つエウロパから来たと流れている。
・鑑賞日:2012年4月3日(火)
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