「チームワークの素晴らしさ」はやぶさ HAYABUSA TKひっちさんの映画レビュー(感想・評価)
チームワークの素晴らしさ
大きなプロジェクトを成し遂げる過程で起こる様々なトラブル。その解決に向けてチームが一丸となって情熱的に取り組む姿勢。ふざけている場合じゃない。機微な引っ掛かりにそう簡単に心を奪われたりもしない。高いレベルを共有している一体感。その流れに身を投じて献身的に自分の持ち場で一所懸命に努める。
ふとした時に募る想いがこぼれ出たり、細い糸で繋がった望みが切れたりしたとき、猛烈な落胆に打ちひしがれることもあるけれど、そんな辛さを共有して、一緒に乗り越えた同僚だから達成した時の喜びはたまらない。泣いて抱き合うほど感動することだってある。
先日のラジオで「いくら出産が痛くて辛くても、赤ちゃんを授かったらそれまでのことを忘れてしまうほど嬉しくなる」って聞いた。
自分は男だから同じ体験はできないけれど、開発過程は出産に近いのかもしれない。このロマンはやめられない。産業は素晴らしい。チームワークは素晴らしい。
それを再認識できる作品でした。
あと、竹内結子さん、可愛かった。
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