アフロ田中のレビュー・感想・評価
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とにかく笑った
シュールな笑い
メッチャ暇な時観るべし。
笑えるコメディーなのだけれど、妙な現実感がある不思議な映画。でも、普通の人には面白くないかも?
普通の人が見たら、単純にばかばかしいコメディーで、どうということもないおバカ映画なのだろうけど、自分には笑いの中にすごい現実感があった。
松田翔太さんの演じているアフロ田中が、昔の自分と重なって見えてしょうがなかった。
恥ずかしながら昔からまったくモテなかったし、もっと変わった人だったような気がするが、キャラ的にはこんな感じだった。
原作の田中はまた違う感じのキャラなのだけれども、映画版の田中は昔の自分とすごく似ているような気がする。(ちなみに顔は似ていない。)
しかも原作どおりなのだけれども、花崎駅の近くが実家という設定。近くに住んでいる者としてはすごく気になるところ。なんとなくうれしいような悲しいような?
ちなみに花崎駅というのは、埼玉県東部にある東武伊勢崎線(東京から群馬の方に行く私鉄)の駅で、スカイツリーあたりまでだと、たぶん一時間半ぐらいで行けると思う。
でも埼玉県の人は東京になんとなくコンプレックスがあるから、「上京」と言ってしまうところがネタになっている。(たぶん神奈川県の人は言わないと思う)
サイタマノラッパー駒木根氏が、2の出演者山田真歩さんと結婚することになっている(ネットの写真を見て本当だと思っていた)し、田中の母役の辺見えみりさんが、意外にもすごくはまっていて、誰だかわからなかった。
ただ、佐々木希さんはないかな?ここだけは夢の世界。でも可愛くてよかった。
笑えるコメディーなのだけれど、妙な現実感のある不思議な映画でした。
飽きさせない
憎めないわ〜
高校を中退して上京したのはイイものの、何だか冴えない毎日を送る田中。スーパーアフロヘアで彼女いない歴24年の24歳。
ある時、高校時代の悪友が結婚する事になり、結婚式には彼女を連れて行く!という約束を思い出す。
慌てて彼女作りに奔走する矢先、隣に超美少女が引っ越して来て…。
モテない青年の爆笑奮闘劇。
まずそのスーパーアフロヘアが反則(笑)。漫画みたい。あ、元は漫画か。
とにかくお馬鹿でドスケベでダメダメ人間の典型例の田中。
実際は奥手でウブ。いざチャンスを目の前にすると何も出来ず、妄想だけが膨らむ。
イイわ〜。憎めないわ〜。
松田翔太がオーバー演技で弾けまくってくれて天晴れ!
そんな田中の悪友たちも似たような連中ばかり。類は友を呼ぶ。
喧嘩もしたけど、いつまでも本音でぶちまけられ、結婚式での本音暴露のスピーチはちょっぴり感動。
隣に越して来た超美少女(佐々木希がメッチャ可愛い!)が、何だか自分に好意を抱いている。
遂にその時がやって来た!
誤解もあって気まずくなったりしたけど、悪友たちのバックアップもあって勇気を振り絞って告白。
まあ、結果は…。
いずれ春はやって来る!なんて無責任なエールじゃなく、ちょっと頑張ってみるか…という描き方に好感。
モテない男の心情を面白可笑しく、ちょっぴり切なく突っつく。
…あれ?ひょっとして自分の事言ってる?(笑)
男子は変わらないものですね。
やっぱり、松田優作の息子
松田翔太やるぅ〜!
いやぁ〜驚いた。
『松田翔太やるぅ〜!』が第一の感想だよ。
主人公とは言え出ずっぱり過ぎじゃない?っていう独壇場…なんだけど、それが全然イヤじゃないの。
表情とか動きとか、いっちいち笑わせてくれるんだ。含み笑いだったり、思わず目を見開きながらのビックリ笑いだったりね。
『あのシーンというかあの一瞬の動き!もう一回見たい!』
と力説したくなるようなブッ飛んだアクション、それだけで松田翔太を好きになりそうだわよ〜奥さん!
見ようによっては、せっかく豪華な周りの出演者達が、添え物みたいに思えてしまうかもだけど、
いやいゃ、その中にも所々に素敵な爆弾が仕込んであって。
あぁバカバカくて単純!なんて素敵なのかしら!!
『鶴』が担当した映画音楽も、予想以上に彼等のカラーがバンバン出てて、そりゃ嬉しい驚きだったわ(…思わず映像より音楽に気を取られちゃったりもして)。
もしやもしや?と期待してた鶴のチラリ出演もあり、うふふッ。
『鶴』→『アフロ』→『アフロ田中』の繋がりのお陰で楽しい映画に出会えましたわい!
チキチンッ♪
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