「バレエの映画ではなく、バレエ映画」赤い靴 チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
バレエの映画ではなく、バレエ映画
イギリス映画の名作ということで鑑賞してみました。残念ながらデジタルリマスター版ではなかったので、こちらでレビューであります。
前半は、やや馴染みない演出のためか、のれない感じがありましたけど、バレエシーンはやっぱり圧巻。バレエの映画ではなく、バレエ映画、つまりバレエと映画が融合したような映像は、十分に惹きつけられました。
そして前半は弱いかなと感じていた物語部分も、後半には充実していった印象です。特にレルモントフのシーンは胸を打つものがありました。
同じバレエ映画でいったら、私的には『ブラック・スワン』よりも、こちらの方がお気に入りでした。
ただ、全体的には、やっぱり演出が、どうにもこちらの間合いに合ってこない感じがありましたかね。
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