「【”ヒーローじゃない!けれども悪は許さない!”冴えない中年男が自分の元を去った美しき妻を奪還すべく戦うジェームズ・ガン監督の初期衝動作品。最高っすよ、ジェームズ・ガン監督!】」スーパー! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ヒーローじゃない!けれども悪は許さない!”冴えない中年男が自分の元を去った美しき妻を奪還すべく戦うジェームズ・ガン監督の初期衝動作品。最高っすよ、ジェームズ・ガン監督!】
■冴えない中年男フランク(レイン・ウィルソン)は、且つてはドラッグに嵌り更生した時にサラ(リヴ・タイラー)と出会い、無事に結婚する。
だーが、サラはあっと言う間にフランクに飽き、ドラッグの元締めジョック(ケヴィン・ベーコン)と浮気をし、家を出て行ってしまう。
絶望した彼は手作りの手作りのボロッチイコスチュームを着てヒーロー”クリムゾンボルト”に変身し、街中の様々な悪”映画の列の割り込み・・。”にレンチで鉄槌を下して行くのであった。
そんな彼に、彼にスーパーヒーローのイケてない漫画を勧めた書店員リビー(エレン・ペイジ)は共感し、彼と共に”ポルティー”と名乗り、ジョックのアジトに向かうのでアール。
◆感想<Caution!内容に触れています>
・今作の作りは、ハッキリ言ってお金は掛かっていないし、レイン・ウィルソン演じる中年男フランクも冴えないオジサンである。
・だが、今作には現在公開中のジェームズ・ガン監督の「スーパーマン」にはない”ヒーローじゃない!けれども悪は許さない!”というヒーローモノの初期衝動が詰まっているのである。そこが面白いし、チョイ沁みるのである。
・前半は可なりコミカルタッチで物語は進むのだが、後半、”クリムゾンボルト”と”ポルティー”は武装してジョックのアジトに乗り込んで行くシーンから、イキナリ本格的でグロイアクション映画に切り替わるのである。
”ポルティー”は顔半分を銃弾で吹き飛ばされ(エレン・ペイジ、良く引き受けたなあ)、怒りが爆発した”クリムゾンボルト”は、爆薬をドッカンドッカン、炸裂させジョックの手下を吹き飛ばして行くのである。
・そして、再会したサラは再びドラッグ漬けになっている姿を見た、”クリムゾンボルト”の怒りは最高潮に達し、ジョックに手足を撃たれるも、見事に急所を突き倒すのである。
ヒジョーに爽やかである。
<今作は、冴えない中年男が自分の元を去った妻を奪還すべく戦うジェームズ・ガン監督の初期衝動作品なのである。
最高っすよ、ジェームズ・ガン監督。
「スーパーマン」も今作位、吹っ切って作れば(以下、自粛・・。)>
コメント有り難うございます。こちらで失礼します。
NOBUさんの言うとおり1日5本は物理的には可能でしょう。でも1日7~10本、それを毎日?7月だけでも215本、どうやって見ているんでしょうね。
ショートスリーパーだというNOBUさんの観賞本数でも私には驚異です。70過ぎた私は、昨年劇場で1日3本観たらくたびれました。映画館を基本としているのであまり配信では観ませんが、それでも3本が限度かな。(家にいてもこの暑さで配信観る元気もないのですが)
私はレビューを1~2行で終わらせるのは嫌いなので、最近は備忘の意味も含めてストーリーを割と細かく書いているし、前振りに日記的なものを入れている事もありますが、余分な事を書きすぎて長くなりがちです。でも、最終なオチがあるものはネタバレでも書きません(猿の惑星のラストとか)。
だから、他人様のレビューをどうこう言う立場にはないと思いますが、彼のレビューはちょっとズレているような感じがします。また、映画に対する愛が感じられないですね。(7月分の中からいくつか読んだだけなので違っているかも知れません)
共感が少ないのは(メジャーではない作品が多いからかも知れませんが)そういう事なのかとも思います。
長文失礼しました。

