「ラブ・アクチュアリーの大晦日バージョン」ニューイヤーズ・イブ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
ラブ・アクチュアリーの大晦日バージョン
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クリスマスイブや大晦日は多くの人々の気分が高揚する特別な日、タイムズ・スクエアのカウントダウン・イベントの進行を中心に誕生から死別、子供から中年まで様々なカップルやファミリーが織り成すハートフル・コメディ。
下手な鉄砲も数撃ちゃあたると言わんばかりの登場人物の多様さに圧倒される、幅広い観客もきっと誰かには共感を抱くだろうからはずれが少ないのだろうと思ったらラジー賞とは意外でした。もっともサム・エイハーン・ジュニア ( ジョシュ・デュアメル)の恋人がヘイリー( アビゲイル・ブレスリン)の母親のキム( サラ・ジェシカ・パーカー)だったのは何だったんでしょう、おば様たちへのエールでしょうか、それともあまりの美談のてんこ盛りに毒を一服盛りたくなったのでしょうか・・。
クレア(ヒラリー・スワンク)はお馬鹿さんと思っていたらスピーチは絶品で驚きました、音楽もなかなか、ジェンセン(ジョン・ボン・ジョヴィ)やエリーズ(リア・ミシェル)の歌も最高なんですが赤ちゃんのバックにサッチモのワット・ア・ワンダフル・ワールドはベタすぎて笑えました。さすがデニーロは存在だけで人生が想像できてしまうから凄い人ですね。スペシャルデーの物語は照れずにベタが似合います。エンドロールのNG集も笑えます。
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