パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会のレビュー・感想・評価
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エホバの証人信者は十字架を認めない?
ジョン・テイラー(クロフォード)は足を負傷したためドラッグストアで薬を買おうとしていたが、若い女の強盗が現れ、財布を盗まれてしまう。ロスの高級住宅街、最初の家ではエホバ信者を装ったけど、すぐに見破られた。次の家、郵便受けを探ってシドニーに滞在中の妻からのハガキを見つけ、さっそく騙して家に入るジョン。嘘をつき通そうとするため、会話のところどころにほころびが出てくる。やがて指名手配になってる自分のことがラジオから流れてキレてしまったジョンは居直り強盗のごとく、主人のウォーウィックを脅してパーティを中止させた。
しかし、立場は逆転。ウォーウィックはワインに睡眠薬を入れておいたようで、ジョンは眠りこけ、椅子に縛られてしまう。そこからは虐待に次ぐ虐待。完璧なホストなんてのは、彼の演技だったのだ。ポラロイド写真を撮られ、ウォーウィックの変態アルバムを見せつけられるジョン。しかも多重人格者であり、パーティに招いた友人なんてのは全て妄想の中なのだ。変態行為と虐待により疲れ果てるジョン。しかもどんどんヤバい酒を勧められ、もうヘロヘロ・・・
朝方には彼の家の前に捨てられたジョン。死んでる?傷だらけ?と思っていたら、傷は映画のメイクアップ用のものだった。そして、ジョンを追っていた刑事がウォーウィックの家を訪ねる。なんとウォーウィックは刑事の上司だった?!驚き・・・
ジョンの女もマークされついに逮捕。しかし寸でのところでジョンが彼女の持っていた金を奪い単独で逃げようとする・・・が、ウォーウィックが待ち構えていた。ウォーウィックは取引して、金のほとんどを奪い、ジョンを逃す。そりゃ自分の変態ぶりはバラされたくないもんな。問答無用でジョンを殺してしまえばバレなくて済んだのに、最後の一線(殺人)だけは越えない男だったようだ。数日後、メキシコに逃亡したジョンから警察に封書が届く。ジョンとウォーウィックの写っているポラロイド写真だった。
奇想天外な展開もいいし、ピアースの変態ぶりもいい。熱演するクロフォードもいいんだけど、強盗の手口とか、共犯のシモーン(ミーガン・ペリー)のことがイマイチ伝わってこなかったのが残念。4点にするかどうか迷った。
ちょっと意味がわからない
ホストのおっちゃんがおかしい・・・って所まではわかったのですが、警察?警察なの?
それって必要なの?
って思ってしまった。
ラストにつなげるためなのかしら。
ラストはウィットに富んでましたね。
分かる方が観たら面白いのでしょうねー。
残念ながら私にはわかりませんでした。
ラストの良い感じで+0.5です。
緊張しっぱなしで落ち着いて観てられなかったよ!
やだ〜展開がサクサクで最初からスリル満載、緊張しっぱなしで落ち着いて観てられなかったよ!
銀行強盗で逃走中の主人公が助けを求めて迷い込んだ民家の住人は異常者だった…とかいう悪人同士の心理戦。パケとB級お馴染み「ソウ」の煽り文句で低級グロかと思いきやスプラッタ関係無しのソリッドシチュエーションでした。
結構面白かったしヲチ(ネタ)も良かった。好きなマインドファック・ムービーでした〜。ホスト(住人)役のDavid Hyde Pierceがイケメンおっちゃんすぎてたまらんかった〜。
意外に引き込まれまた
映画天国でかかっていたのを、鑑賞。映像のテイストといい、イカれ具合といい、どんどん引き込まれていく。まだまだ続きが観たくなる展開だが、程よいところで終わったと思う。ありがちな破綻もさしてない。
主演二人がいい演技をしている。どうしても役柄からホストに目が行くが、ゲストも人間味がとてもいい。評価ぎ案外辛口でびっくり。
ブラック・コメディの秀作。
上手く口先で騙して入り込んだ一軒の家。一人いた中年の男。まもなく仲間がやって来てパーティが始まると言う。しかし、銀行強盗の素性がばれ凶器を手にして男を脅し、その場の主導権を握ったはずが、男の異常さに気付いたときには身体がいうことを利かなかった。
この辺はありきたりと云うか、そう珍しくも無い展開だ。おや、ホラーかなと思うだろうが、そうじゃない。実にブラックに包まれた笑いを内包したストーリーで、こちらの予想を裏切る展開が続く。
銀行強盗も愛する女の為にしたが、その女に×××××る。
異常な男の正体にも驚く。
そしてラストのオチ。ニヤリとさせられるブラックさ。
このように仕掛けがいっぱいの面白さだった。
客を飽きさせないパーフェクト・ホスト。
それはこの映画の監督だった。
待ち伏せと招待の狭間で…
やり尽くした感のあるシチュエーションで、両者の生死を賭けた指揮権の奪い合いが面白味の焦点と成るのだが、早々に主が罠を仕掛け、狂気がアクセル全開で暴走してしまうため、ペースに戸惑い、呆れ、そして、ダレる。
主のダンシングシーンなんざぁ、突き抜けて、シュールやなとすら感じた。
このノリで延々とツッ走っちまうのかな…と危惧したものの、さすがは天下のドル箱シリーズ『SAW』スタッフ陣。
騙し討ちが二転三転し、ドンデン返し好きには
それなりに満足できる作品に仕上がっている。
鍵を握る主の正体のギャップは強引もイイ所だが…。
用意周到な狩猟作戦は凄いと思うけど、なぜ彼が家を訪ねてくると予知できたのだろう。
んまぁ、いいや。
では最後に短歌を一首。
『来客を 笑みでもてなす 完璧に 腕を奮ひし 踊る晩餐』
…コレじゃ〜味気ないねぇ。
少し踏み込んでもう一首
『駒浮かぶ 水面に招く 影連れて 腕フリ踊る 傷の結び目』
by全竜
解る人だけ解りゃあイイや。
後味悪!
久々に分からない映画でしたね~一言で言うと気持ち悪い!ず~っとそんな感じでした。え、どうなんの?と、引き込まれはしますけど期待じゃないんですよね~不安なんです。大丈夫?と心配になってくる映画でした。
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