「僕等の決着」僕等がいた 後篇 Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
僕等の決着
大人になった高橋(吉高由里子)やタケ(高岡蒼佑)たちの様子が描かれています。
矢野(生田斗真)に降りかかる不幸の連続、ずっと会わずにいた高橋と矢野の やっとの再開。
ラストの屋上のシーンの吉高由里子さんの演技が凄くて、それだけでも観て良かったと思えました。
パンフレットは読みましたが、原作漫画は未読です。
時間的には長い期間を扱っていますが 北海道と東京の一部で、お馴染みの交友関係のみという 狭い範囲の中だけに焦点を絞っています。スケールは意外と大きくありません。前編は 明るく 思い出は美しいという印象で、後編は 暗く 現実はつまらないという印象でしたから、原作漫画では どのように描かれていたのか とても氣になります。
ジャニーズの生田斗真さんや、エンディングテーマにMr.Childrenと、当時としては王道だったのでしょうけれど、今となっては、若かりし頃の吉高由里子さんだけが見どころ というのは 宣伝文句としては弱く感じます。
この世界のどこかに 君(愛する人)がいるということ、それだけでも生きる価値がある というような 感動的な終わり方も 製作陣の選択肢に在ったかもしれませんが、今作のように 強引にハッピーエンディングに もっていくのも 作品として スッキリして良かったです。
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