イップ・マン 序章のレビュー・感想・評価
全49件中、41~49件目を表示
格好良すぎ
偏見は持たないように!
ブルース・リーの師匠!
イップ・マンの真摯な姿と本格カンフーに興奮!
ブルース・リーの師匠でもある実在の武術家イップ・マンの伝記映画。
アクションがメインに据えられ、久々の本格カンフーが嬉しい。
イップ・マンに扮するドニー・イェンは現在本格カンフーが出来る数少ない俳優の一人で、その無駄なくキレのある動きに釘付けになる。
武術の達人でありながら常に相手への敬意を忘れず、非常に謙虚なイップ・マン。
その姿勢は拳からも伝わってくる。
意外と奥さんに頭が上がらない所も人間味あってイイ。(この奥さん役の女優が伊東美咲もしくは常盤貴子似の美人!)
ブルース・リーが師としたのも、なるほど頷ける。
前半はイップ・マンの武術家としての強さ、人間味溢れる人柄を描き、後半からは戦争が勃発し、誇りを懸けて日本軍と戦う。
日本がまるで鬼畜のようなひどい描かれ方だが、当時の日本軍の悪行は今も反日感情が残るほどの周知の事実なので、致し方ない。
池内博之演じる三浦が一本筋の通った男として描かれている所に多少救われた思い。
ストーリーも余計な描写など無く非常にストレートで見やすく、真の武術家イップ・マンの姿と本格カンフーに満足出来る事間違いナシ!
嫁が怖い
イップマンは街では知らぬものなどいないような達人で弟子も取っていないのに仕事もしていないというセレブ生活を送っていたことにまず驚いた。そしてそもそも修行も描かれず、大一番に備えての特訓もしないまま素で強く、しかもたいへんな人格者で、唯一の弱点は鬼嫁くらいであった。前半はそんな食い足りなさを感じていた。
映画の主役としては可愛げのない人物であったが、戦争が始まり家を日本軍に没収されて極貧生活になってからは状況も敵も相当にクレイジーな事態になってしまい、そんな人格者でもコクのある物語が展開された。
ラスボスが日本軍の空手家、池内博之で武術かとして気高く描かれていてとてもよかった。そしてなによりカンフーアクションが大変素晴らしく物語りも面白かった。
観ないと損する!
反日・抗日時代の中国が舞台。当然、公開が危ぶまれていた(というより公開されんの?!という感じだった)訳です。東京国際映画祭で都合がつかずに観る事ができなかった私は、もう半ば諦めていました。
ところが、「イップ・マン 葉問」の観客動員数5,000人を超えると、「序章」もロードショー公開するというではありまぜんか!!感謝・感激です。
実際観れて良かったです。ドニーの詠春拳もカッコよかったし、池内博之の悪役も、一本筋が通った理想の軍人スタイルで、全くカッコ良かった。でも、やはり公開順序が逆だったのが惜しかった。伏線を伏線と気づけなかったのが残念!
いや、でも、このアクションは観て損は無い。工場での群舞など、香港映画らしく、素敵。あー、もう一回観たいな!
全49件中、41~49件目を表示