「強さと民族感情」イップ・マン 序章 bluetom2000さんの映画レビュー(感想・評価)
強さと民族感情
そうか、ブルース・リーの師匠なんだ。1970年代を思い出す。死してなお残すスターだった。憎い敵を叩きのめす主人公にむしろブルース・リーの面影を見た気がする。
日本軍の中国での傍若無人な行為は非難されるべきものであるが、やはりアジアの諸国から見たら悪役なんだな。見ていて悲しくなるが、歴史だから仕方ない。
そんな抗日思想が根底にあるから、ヒール役になってしまった池内君にちょっと同情してしまう。クールに役を演じるほど皮肉にも憎まれ役になる。
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