僕等がいた 前篇のレビュー・感想・評価
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吉高由里子さんは☆5.0
今作の主人公は、ナナこと 高橋七美(吉高由里子) です(タカハシと呼ばれることが多いキャラです)。もう一人の主人公は、アーティストの佐野元春さんと名前が似ている 矢野元晴(生田斗真) です。ほぼ皆、彼を ヤノ と呼びますが、親友のタケからは モト と呼ばれています。
そして、ナナという女性が もう一人 登場します。それは、矢野が忘れられない先輩の 山本奈々(小松彩夏) です。
今作(前編)は、明るいテイストで綺麗で美しい映画に仕上がっています。
小学館フラワーコミックス全16巻のうち、8巻までの高校生編を 前編 として区切って製作されました。9巻から16巻のラストまでは 後編 で、「邦画初の前後編2部作連続公開」とパンフレットに載っていました。
後編がなくても、意外と 1本の映画 として纏まっていたように感じました。全体的に カメラワークも 演技も良かったです。特に吉高由里子さんに魅せられました。
~~~ 余談 二人のナナ ~~~
ナナという名の女子が二人登場する作品と言えば、伝説の漫画『NANA』(著者:矢沢あい)があります。実写映画化されて なかなか盛り上がりをみせたのですが、続編『NANA2』で(監督は もともと2部作として考えていた と円盤の特典映像で語っていましたが)キャスティングが変更されたり 楽曲も前作を越えられず、より暗い方向へ展開する内容も実写化されると生々しくて、映画として大成功とは言いがたいものがありました。原作漫画を忠実になぞったテレビアニメも、コンプライアンス的に放送できなくなったため(ドロドロ&ヤク漬けで、個人的にエンタメとして刺激的で好きですが)途中で打ち切り、原作漫画も(作者の体調不良と発表されて)きちんと最終回を迎えていません。続きを楽しみにしております。
原作未読、高評価からの期待が……
28歳と24歳で高一やる?
さすがに28歳と24歳で高校一年からやるのは無理。この時代に北村匠海と浜辺美波がいたら良かったのに(苦笑)
吉高由里子はあんま好きじゃないが、上手く使えば映画やテレビ、CMでもとても綺麗なお姉さんだし良い味を出せる(演技はともかく)。しかしこの映画の吉高の使い方はないだろう、この映画の吉高はあまりにもブスだ。演出もメイクも衣装も最悪。生田斗真もこの役じゃないし、キャスティング屋のセンスを疑う。脚本も最悪、この手の恋愛モノでこれほどそれぞれの役に共感出来ない本にするのはプロなら至難だろう。共感できるのは高岡蒼佑の役ぐらいだ。それにしてもここまでひどいと、途中でやめたらダメージがデカすぎる。後編で0.5でも星を上げて欲しい、そうでないと困る。
高校生の恋愛映画にしては濃く重い
吉高由里子つながりで探してたまたま見たんだが、これは良作ではないか。そうかそうか。こんな映画もあったのか。
高校生の恋愛にしては、複雑で、深くて、重い。今までいろんな高校生の恋愛映画を見た事があるが、あまりないんじゃないの。話の中心は人が死んだとこからが全てのスタートだから必然的にそうなる。
高校生時代の自分は、恋愛なんて全く無縁。まして高校生で、こんな深い濃い恋愛をすることなんて想像ができない。
※話はそれる
吉高由里子を最初に見た時、あれ、なんか可愛くないと思った。直近のテレビドラマ危険なヴィーナスの吉高由里子とだいぶ印象が違う。しかし、次第に見ているうちにだんだん綺麗に見え。若い吉高由里子もやっぱり吉高由里子だ。あたりまえ。吉高由里子は、好き嫌いがわかれる女優だと思う。嫌いな人は吉高由里子は何にでていてもキャンキャンとした声が耳障りで同じ役にしか見えないとかいう。
僕はそれもわかるんだけど、やはり吉高由里子が好き。美貌もさることながら演技力と存在感は唯一無二だと思う。
※話は戻る。この初期の本作でも吉高由里子はすでに完成されている。すごいなやっぱり吉高由里子。
生田斗真は、映画「友罪」などでも素晴らしい演技力で知っていたけど、やっぱり本作でも存分に魅力を発揮していた。
あと本当にいい役柄といい演技で当り役なのは高岡蒼甫だ。彼がいないと成立しないストーリー。男が惚れてしまうタイプだ。パッチギに出てたみたいだけど、さすがに昔過ぎて忘れている。
また死んだ娘の妹役がめちゃくちゃ影を落としていて怖いくらいの異彩を放っているんだが、これ本仮屋ユイカなんだね。メガネしていて気づかなかった。本来はヒロインみたいな優等生タイプの女優なのに、よく頑張っている感じだ。
恋愛って難しい。ある時は実にシンプルに見えて、ある時はめちゃくちゃ複雑にも見える。
この映画では、元彼女が死んでいて忘れられなくて、そんなとこで、わかりやすく出てくるけど、真面目に考えると、人を好きなんて軽くは言えなくなる。
人を好きになるってことをちゃんと丁寧に扱っている映画ではあるかなあ。僕はそこが好きだ。
人を信じること、相手や自分の気持ちとしっかり向き合う事の大切さを再認識させられる。
感情の移りゆく変化、心の葛藤、細やかに描いている。
他の人のレビューまだ見てないけど、よく見るような単純にキュンキュンする映画ではないんじゃないのか。たぶん。あと、吉高由里子の恋愛観とか人間出来すぎだもの。
→と書いてから他の人の感想を読み、キュンキュンしたい人にオススメってたくさん書いてあった(汗)そうかあ。
でも、死んだ彼女にそれも裏切られた傷まであって、それでも忘れられなくて、その妹と関係を持っていてとか、好きなのに東京のお母さんについてゆくよう促すとか。人を愛する事も愛される事も幸せだけど、反面、そんなに全てを受け止めたり、相手の気持ちを最優先にできたりする高校生って、そうとうしんどいかなあ。
確かに死別、3角関係(正確には5角関係じゃないの)、遠距離恋愛、ありふれた恋愛のスタイルかもしれない。ただ、一つ一つの扱い方や、重みが違うよね。
他のレビューをざっくり見たんだけど、共感できるレビューが珍しく少ない。レビュー数も少ないから仕方ないが少し寂しい。
ただただキュンキュンしている余裕があんまりないよ。吉高由里子の役は感受性が豊かで、繊細でありながら、強いフリして、健気だなあ。
まあ、爽やかで、友情も熱い、純粋なトキメキなども満載に感じられる青春物語ではあるのだけどなあ。合唱練習、文化祭、夏祭りとかありね。でも部活はないのね。
萌えるは萌える。吉高由里子の笑顔が可愛いです。
後半がかなり気になります。
※しかし吉高由里子の家族が一切出てこないの不自然。
年齢の壁は高かった❓‼️
大人になった(自分が)
高橋は理想の女の子
原作がやっぱり長いので物足りなく感じる部分やセリフもありましたが主...
前後編になってよかった。
きゅんきゅん
少女漫画の映画化の決定打になりそう…?
人気少女漫画を、生田斗真&吉高由里子という旬な顔合わせで映画化。
しかも前編後編の2部構成。何て贅沢!
少女漫画の映画化の出来はバラつく。
ダメダメだったのが、「僕の初恋をキミに捧ぐ」。
悲恋&難病のパターン化した設定と、ベタベタ&有り得ない内容にウンザリした。
「NANA」「パラダイス・キス」はノリ良く楽しめた。
等身大の物語を丁寧に描いてお気に入りなのが、「君に届け」。
「僕等がいた」は、その部類に入るだろう。
平凡な女の子がクラスのイケメンと恋に落ちる…というのが今の少女漫画の人気パターンらしいが、夢物語になりそうな所を、2人が少しずつ近付いていく様をじっくり&繊細に、誤解やすれ違いも織り交ぜ、感情豊かに描いている。
胸キュンポイントも多々あり、誰もが高校時代の恋愛や青春の思い出に浸れるだろう。
(自分は高校時代、バカな男友達とばかり連んでたなぁ…(笑))
クラスのほとんどの女子が好きになる、頭ヨシ運動ヨシ顔ヨシのパーフェクト男子・矢野。
クールに見えるが実は一途で、脆く傷付きやすい面もある。
勉強はダメだが、明るく前向きで優しい普通の女の子・七美。
天真爛漫に見えて、芯が強い。
生田斗真と吉高由里子が魅力的に好演。
少女漫画の定番、“優しいもう一人の男子”と“恋敵”を、高岡蒼甫と本仮屋ユイカがそれぞれ嫌味無く演じる。
高岡演じる竹内の存在は女子としては気になり、本仮屋演じる陰のある山本は男心をくすぐる。
駅のホームで離れ離れになった2人の恋の行方は…?
後編も見なきゃ!
劇場で観て正解!
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