「この映画を見たら、きっと恋がしたくなるよ」ゲーテの恋 君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」 ことりさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画を見たら、きっと恋がしたくなるよ
クリックして本文を読む
頂いたプレスシートの1ページ目に
二人のファーストキスの写真に重ねて
「あの人が私を愛してから、
自分が自分にとって
どれほど価値のあるものになったことだろう」
と赤い文字で書いてあった。
次のページには
きみに見つめられるだけで、
幾千もの詩が生まれる。
と緑の字で綴られてるけれど、
この映画の中に、
恋をした時の心のときめき、
充実感、喜び、せつなさが、ぎゅーーーとつまっています。
印象的だったのは、
ロッテが貧しい家庭の事情を支える役は、
ゲーテでは無く、
ケストナー参事官にふさわしいとゲーテに告げて、身を引くシーン。
冷静に愛する人の将来を考えられるロッテは、
美しさだけではなくて、
さすがゲーテを強く引きつけた女性だけあるなあと感心ました。
ゲーテ役のアレクサンダー・フェリングは、
この映画で初めて知りましたが、
知的で、セクシーで、目が離せなかった。
この映画を見たら、
きっと、恋をしたくなるよね。
コメントする