ほしのこえのレビュー・感想・評価
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時間と空間を越えた恋、素敵ですね。アイデアが素晴らしい。 私はガン...
時間と空間を越えた恋、素敵ですね。アイデアが素晴らしい。
私はガンダム系がやや苦手。それと、2048年のガラケーが違和感。進歩は予測を越えてるんですね。ところで、宇宙からのメールはどこ経由してんだ?(笑)
この作品、一人で作ったんですってね。凄すぎ。その才は今、「君の名は」で存分に発揮されてるんですね。これから暫くは新海時代が続きそうな予感。負けるなジブリ(笑)
残念。
戦争によって地球と宇宙に引き裂かれた男女の遠距離恋愛の話。
宇宙で戦争出来る技術があるのに一通のメールに8年もかかってしまうPHSのようなデバイスに違和感。せめて最新技術とか(今ならスマホとか)そういうものを駆使して尚それだけの時間を有するなら説得力はあったと思うけど...。02年の作品だけど、設定は2046年とかな訳だし、もう少し捻りが欲しかった。
画に関しても背景などは頑張っているのにキャラデザがちょっと残念すぎる。
声優も酷く感情移入出来ない。
それに、宇宙で戦争してるのに学生服て(笑)緊張感なさすぎでしょ!襲われて緊急事態でというならまだしも(笑)
エヴァの綾波と使徒をイメージした感満載なのもエヴァ好きとしては抵抗があった。
お互いに会うことも本当の想いを伝えることすらも出来ない、それでも...という切なさや作品の伝えたいことは分かるけど、それを伝えるには尺も技量も足りなかったかのかなと。
新海誠作品は言の葉の庭が好きなので、「君の名は。」もヒットしているし、予習と思って観たがこれは厳しかったな。
なんだか、未来と今とかちぐはぐに入り混じっていて、それが逆にリアル...
なんだか、未来と今とかちぐはぐに入り混じっていて、それが逆にリアルだった。メールが届くのに1年かかるとか、世界観が独特なのに妙にアナログなところとか、切なさをいい具合に醸し出していた。
新海誠の原点が見られる作品
総合65点 ( ストーリー:55点|キャスト:65点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:70点 )
中学生が命懸けの宇宙戦士に選ばれて何光年も先で戦闘を繰り広げるという設定は非現実的だが、時間も場所もあまりに環境の異なる二人が同じ時を生きて過去の思いを受け取るということに主眼を置いてみればしっとりと心にくる。物語も戦闘場面もまだまだ荒削りなところも多いのだが、たった一人で制作したことを考えれば逆にこの質は素晴らしいとも言える。美しい映像と静かな雰囲気の中で二人が遠く隔てて想いを綴るというその演出から、その後の新海誠作品の代表作「秒速5センチメートル」の原点を見出すことが出来る記念碑的作品。
濃密な25分
この作品は25分と短めだが、あなどるなかれ。まるでチーズのように、いろいろなことがぎゅっと詰まった作品。
探査隊に選抜された少女美加子が、彼氏昇を地球に残して旅立ってゆく。地球から遠ざかっていくにつれて、メールが相手に届くのに時間がかかってゆく。
今までは送信ボタンを押した瞬間に相手に届くはずのメール。それが、1週間、1ヶ月、半年、1年・・・そして8年。超高速で移動する少女が過ごす時間の何百倍もの速さで、彼氏のいる地球の時間は過ぎてゆくのだ。
彼女からのメールをただ待つだけの存在になってしまうのではないか。漠然とした不安に駆られる昇。もはや2人が同じ時間軸上を過ごせない(同じ世界の空気を吸えない)という意味で、時間的な隔離は空間的な隔離以上に、2人を引き離すのだ。
16歳の美加子からメールを受け取る、現在24歳の昇。彼の中で、やっと美加子は16歳になれたのだ。時間が二人を引き離す・・・
だが、一つだけ確かな事実がある。それは、自分が生きている「今」を、確かに美加子も「今」を生きているということだ。たとえ8年かかろうが、確かに、自分と同じ時を過ごしている。そう思えた瞬間、昇は、そして僕自身も、あたたかい気持ちになれる。「ほしのこえ」とは、気の遠くなるような(永遠とも思える)距離を隔てても、「生きてます、私」ーそういうことではないだろうか。
ただ戦闘部隊のロボット兵がなんか低クオリティ。戦闘のシーンももう少し充実させてもいいと思うのだが。まぁそうすると肝心のストーリーが後ろに隠れてしまうのも否めないのだが・・・(汗)
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