劇場公開日 2002年2月2日

「背景や建造物やロボットはまともなのに人物だけ作画崩壊」ほしのこえ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5背景や建造物やロボットはまともなのに人物だけ作画崩壊

2022年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

U-NEXTで鑑賞
初鑑賞

2002の作品
新海誠のデビュー作
24分の短編
SFロボットアニメ
若い男女の遠距離恋愛
女の子がロボットを操縦する
国連宇宙軍のパイロット
巨大な宇宙生命体を相手に宇宙戦争

だいたい2047年という比較的近未来だが携帯の型が古すぎて笑える
2002年じゃスマホは予見できないのはわかるけどこれはしゃーない

しゃーないでは済まされないのはキャラクターデザイン
主人公と彼氏が作画崩壊
ありえないミス
なぜそこだけ酷い
笑っちゃうんだけど
荒削りの一言では片付けられない
逆に狙っているのかな

話としては好きよ
短編なら充分な出来
30分足らずの濃密な時間

絵描きでも得意不得意ってあるけど
久米田康治は動物を描くのが苦手らしいしターナーは緑が嫌いで海の絵ばかり書いている
天は二物を与えずという言葉があるけど誰しも完璧ではないってこと
誰かがそれを補えばいいってことだね

野川新栄