「全く違う話だけどアリ」猿の惑星:創世記(ジェネシス) 尚さんの映画レビュー(感想・評価)
全く違う話だけどアリ
全面的にリメイクされていて、今作だけを見ると“猿の惑星”と言うほどの支配感は無いが、あくまでも次作への序章と考えると、テーマが壮大で良かったと思う。ヒトの老化や病、新薬開発と動物実験、ペットとしての動物、野生動物との共存など…現代社会に存在する様々な問題を織り交ぜて強く訴える力があった。モーション・キャプチャの優れた技術によって、猿のシーザーも人間同様の表情が可能となり、より一層人間に近い存在だと言うことが印象付けられていた。ぜひ次作も観たい。
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