「映像・あらすじは素晴らしい!だけど、何が言いたかったの?」猿の惑星:創世記(ジェネシス) モテラドさんの映画レビュー(感想・評価)
映像・あらすじは素晴らしい!だけど、何が言いたかったの?
どうせ、旧作みたいな終わり方だろ・・・(もやもやする終わり方は苦手な私)と公開当時は予告もろくに観ずノーマークだった私が気まぐれで借りた猿の惑星:創世記。
最近新調したばかりの40型TVで再生して、ジェームスフランコってこんなに老けてたっけ!?とスパイダーマン出演時と比べて感じましたが十年以上も前だったんですね(驚愕)
逆に私もそれだけ老けたってことか・・・
スパイダーマン3のときは傷があったんで皺もメイクかと思っていました。
さて、本作は製薬会社に勤務する主人公が開発したアルツハイマー薬の開発過程で動物実験を行ったところ脳が活性化どころか知能が本来よりも格段にアップするという最強の薬を開発してしまったところから始まります。
知能が向上したことにより猿が逃げてしまい会社内を暴れまわってFDAかなんかに新薬のプレゼンテーション中の部屋に入ってしまい憤慨されて薬の開発がそこでストップ。猿はちょうど部屋内で殺されましたがこの猿には子供がいました。この子猿こそ物語の核であるシーザーです。
なんやかんやあって、シーザーを育てることになった主人公。育てていくとシーザーも高いことに気づきます。
どの位すごいかというと人間の子供以上の知能。笑
見た目は猿!頭脳は子供!その名もめi(ry
薬の開発がストップされて数年がたち、主人公はアルツハイマー薬の開発を主に自宅でほそぼそと続けていました。そんなとき、アルツハイマーの父親の症状が悪化して死を予見した主人公がなんと開発したアルツハイマー薬を投与します。結果からして、一時的には病気は治り知能も飛躍した父親でしたがすぐに抗体ができ、再び病気の状態になってしまいます。
これは更に強力な薬の開発が必要だと躍起になっていた中、シーザーが揉め事を起こしてしまい動物の施設にいれられてしまうことに。この施設の職員は荒々しいやつで虐待を受けるうちに人間に対する嫌悪感がマックスに。
脱走して主人公の開発した更に強力な薬を手に入れたシーザーはその薬を施設の猿全員に与えて人間に対して反乱を起こす!だけの映画です。
ストーリーは悪くありませんが。
メッセージ性がよくわかりません。
途中、自然の摂理を乱すな的なことを言っていた方がいましたがそれだけ?って感じですね。
ただ、映像も素晴らしかったので観る価値はあると思います。
特にゴールデンゲートブリッジが圧巻でした。