劇場公開日 2011年10月7日

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「現実に起こりそう」猿の惑星:創世記(ジェネシス) あめまぁるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5現実に起こりそう

2011年10月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

単純

猿の惑星シリーズは、観たことないけど、楽しめた。
一緒に見てた人がいうには、昔の猿の惑星とは別物と感じるみたい。

アルツハイマーの特効薬を作り、動物実験を行った結果、副作用で動物の知能がかなり上がる……いつか現実にこんなことが起きるんじゃないかなぁと思ってしまった。リアルに起こりそうで怖い。

あらすじに人間に復讐していくって書いてあったから、どんなむごいことをするのだろうかと、ビクビクしてたけど、全体的にそんなむごいシーンはなかった。
でも、緊迫した感じがけっこうあるから、見終わった後に疲れて頭が痛かったです(^^;)

人間のエゴを強く感じる作品。
芯が強くて優しいシーザーや猿やゴリラたちの結束していく感じを見てたら、猿たちのほうが人間よりもちゃんとした生き物じゃないかと感じてしまった。

猿もリアルで、映像も良い。観ても損はないと思います。
だけど、私は、最後があっさりとしすぎて、う~ん(==;)でした。あれだけ盛り上がったのに、こんなあっさりとさようならなの?!って。
もう少し育ての親(?)のウィルと絡むシーンがほしかったです。

なので、おしいってことで、☆3.5~4。

あと、人間って地球上では、勝手な生き物なんだな~って改めて思った。
人間がシーザーたちをいじめる所を見てると、ひどいことするなって思ったけど、こういう人いそうだなとも思ってしまった。悲しい世の中になったものです。

あめまぁる