「話すし。」猿の惑星:創世記(ジェネシス) mammieさんの映画レビュー(感想・評価)
話すし。
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1968年の大ヒット映画“猿の惑星”の前章となる作品です。
物語は~
アルツハイマー症に効く薬を研究中の主人公ウィル。
彼は、その試薬を投与していたチンパンジーから生まれた赤ちゃんを
育てることになります。
シーザーと名付けられたそのチンパンジーは
薬の効果で驚くべき知能の発達を遂けるのですが
ウイルの父親を助けようと暴れてしまい、施設送りに・・・。
人間に酷い仕打ちを受けたシーザーは
仲間たちにも、さらに強力になった新薬を与え
人間社会への報復を開始していく・・・というストーリー。
この映画のCG技術もスゴイですよ。
シーザーがどんどん賢くなって行くさまは、かなり怖いです。
キャストで気になったのは~
シーザーが送られた施設の所長の息子役、トム・フェルトン。
ハリーポッターシリーズのドラゴ・マルフォイ役で有名ですが
と~~~~~っても嫌な奴の役を好演していますよ。
医学や薬学の発達によって、治せる病気が増える中
(これは本当に素晴らしいことです。)
研究の材料となって死んでいく動物がいることに
改めて気づかされます。
そしてそういった進歩を、神様はどこまで許してくれるのだろう?
と深く考えさせられました。
ご覧になる皆さんは、エンドロールが始まっても
すぐに席を立たないで下さいね。
そこで、この映画が“猿の惑星”の前章となるのかが
ハッキリと解ります。
そして、気の毒な主人公宅のお隣さんの職業が
ソレであったことに、大きく頷いてしまいます。
私は観ている間中、なんだか胸が苦しくて・・・
映画館を出る時、やるせない気持ちでいっぱいになりました。
子供たちと、もう1度DVDで観たい作品です。
【猿の惑星:創世記(ジェネシス)】星は3つです。
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