「.」猿の惑星:創世記(ジェネシス) 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅で鑑賞。原題"Rise of the Planet of the Apes"。云わずと知れた『猿の惑星('68)』の前日譚だが正確には『猿の惑星・征服('72)』のリメイク。シリーズへのオマージュとも云うべきネーミングや引用が全篇に亘り鏤められている。人類滅亡を示唆するラスト~エンドクレジットも佳い。手話をする類人猿(実在する)はM.クライトン原作『コンゴ('95)』にも登場していた。製作者の背景や物語自体を踏まえ人種差別等の悪評もあるが深読みせず純粋に物語として愉しみたい。続篇製作中。65/100点。
・『キング・コング('05)』でも演じたA.サーキスの“シーザー”は云うに及ばず、キャプチャーされた類人猿は滑らかな動きで違和感を憶えない。クレジットロールのキャストでは、類人猿から紹介され、人間役はその後になっている。亦、撮影済みだったオリジナル版ではJ.フランコ演じる“ウィル・ロッドマン”が死ぬと云うエンディングだったらしい。
・鑑賞日:2012年5月3日(木・憲法記念日)
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