トータル・リコールのレビュー・感想・評価
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俺は誰だ革命
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原作(追憶売ります)は未読。
記憶は自分自身を定義する上で非常に重要な要素だが、もしそれが誰かに植えつけられた偽物だったとしたら…
俺はいったい誰だ。実はエージェントだった男が権力者の陰謀に巻き込まれ、手に汗握る逃亡劇を繰り広げる。
ストーリーは主人公の自分探しから、コロニーの独立が成るか否かへとシフトし、息詰まる展開を見せ始めた。
空飛ぶ車でのチェイスや地球を貫く地底列車内での無重力バトルなど、見せ場がたくさんあって飽きさせない。
設定に目新しさを感じられなかったものの、主人公の記憶を巡って観る者を惑わせようとするトリックは見物。
今見せられている光景は現実か、はたまた偽物の記憶か。主人公と一緒に迷いつつハラハラしながら楽しめた。
[余談]
コリン・ファレルとブライアン・クランストンと云う、アクションを殆どしない俳優の肉弾戦が見られて嬉しい。
シュワちゃんのトータル・リコールと思って観始めたら・・。
全く同名の「トータル・リコール」だったので「昔の映画だけど観てみるか」と思って観始めたら、別ものだった。ミッションインポッシブルシリーズみたいに「トータル・リコール リコグニッション」みたいなサブタイトルを付けてて欲しかった。まぎらわしい!
ストーリーはシュワちゃんのほぼ同じだが、近未来の世界が中心なのが良かった。東洋と西洋が入り混じった世界が出てきて、単純に前作のパクリではなかったのが良かった。
ただ、主人公が他人に化けて検問を通り抜けようとしたら、検査員に「職業は?」などと聞かれて「会社員です」などと同じことを繰り返すシーンは前作を踏襲してる。おまけに、主人公の一人前に太った中年女性がいて「もしかして、この人が主人公が化けているんじゃないか?」と思った。実際は違ったけど。前作では、大女に化けたシュワちゃんが「2週間よ!」と連呼することで正体がバレたシーンが忘れられなかったが、さすがに同じシーンをすることはできなかったのだろう。
ただ、前作では火星でシュワちゃんなどの目が飛び出そうなシーンがあり、1990年の映画にしては特殊効果を精一杯、作っている感じがした。この作品は近未来だけあって、乗り物などは格好は良いが、工夫が足りないかな、と感じた。
あと、悪役の名前が前作と同じ「コーヘイゲン」で覚えやすかった。
ただ、シュワちゃんの作品のイメージが強過ぎて、続編を作ったのはあまり良くなかったかも知れない。何度も言うが、私は旧作も新作も楽しめたが。
う~ん、軽い。
シュワちゃんの方は何度も見返しているので、その上での感想。
軽い。
原作と、前作のエッセンスはちゃんと踏まえている。でも、CGに力を入れすぎて世界観、物語が軽い。
ホバーカーの高速道路チェイス。何だろう・・・・マトリックスやスピードのようにリアルの方が素直に凄いと思うしスリルを感じる。スタントチームが緻密に練り上げて、実行をするから、ミスをしたら大事故になる。
CGにはそれがない。役者の演技が鍵を握るがブルースクリーンでは限界があるのかな・・・
その次の上下左右の軌道エレベーターのシーン。未来でAIが運用しているとイメージをしても移動スケジュール(ルート)複雑が複雑過ぎてとても現実的に感じられないし、天井が破壊された段階で安全ロック(全エレベーター停止など)が作動しないのか・・・と冷静に思ってしまう。 要はスタッフが「こういうシーンあったら凄いんじゃね?」とアクションシーンありきで設定をされたギミックなので、冷める。
前作でもあった「君は今、昏睡状態にある危険な状態だ、助けにきた」というシーン。前作ではリコール社のスタッフ。本作では同じ職場の友人。 え????友人殺されちゃって可愛そう・・・・大統領サイドに説得役を頼まれただけかもしれない・・・少なくとも作品上ではブリテン側のエージェント(ダグの監視役)というような演出のしかたはなかったような・・・・
そもそも、前作はシュワルツェネッガーの人気にあやかっている部分が大きいので、物語の「ダグ」に対してというより、「シュワルツェネッガー頑張れ!」的な鑑賞の視点となり、本作はシュワルツェネッガーのような役者の存在感がないので、物語の主人公ダグという視点で見るとあまり感情移入ができない・・・・それは物語の根本的な構造が原因で「本来の本来は大統領側の悪いエージェントが、作戦のために記憶を消す」という設定が応援のしづらさを生んでいる。
前作は火星の移住者を救うし、火星に関する秘められたテクノロジーの解放といったロマン的な部分もあったのが、その設定を辞めたこと、そしてコロニーの制圧がエレベーター一台で出来ちゃうの??? そのエレベーターを爆発することで解決しちゃうの??? 事情をよくわからないコロニー住民は、どう感じているの????
詰めがあまい。二度見る必要は感じない。力の入れ方が間違っている作品。
本来ならシュワルツェネッガーがなにかちょい役でも出れば箔が付くのになぁと思ったけど、この内容だと・・・・・
現実という名の悪夢
原作はフィリップ・K・ディックの『追憶売ります』。
監督に『ダイハード4.0』のレン・ワイズマン。
【ストーリー】
化学兵器の使用により、地表世界が崩壊し、人類は地下に押しこめられるように生息していた。
貧困層の居住区オーストラリア。
ダグラス(コリン・ファレル)は日々そこで、シンセティック(治安維持ロボット)の生産労働にいそしんでいた。
かわりばえのしない毎日に鬱屈し、幸せなはずの美しい妻ローリー(ケイト・ベッキンセイル)との生活も、暗澹として思えてくる。
それどころか夢にあらわれる謎の女性(ジェシカ・ビール)が、どうしてか頭からはなれない。
夢とも思えないその現実感に悩んだダグラスは、友人のハリー(ボキーム・ウッドバイン)にだけに告げ、記憶の販売業者・リコール社に足を運んだ。
ディックの数ある映像化作品の中でも、初めて二度目の映画化されたもの。
一度目は主演シュワちゃんで大ヒットしました。
監督は『ロボコップ』のポール・バーホーベン。
あのカラフルでキッチュな世界観は、ディックならでは。
で、こっちのトータルリコールは、バーホーベン版のリメイクっていうややこしい経緯になってます。
ディック作品に通底するのは、記憶や現実のあいまいさで自己認識をゆさぶられて、足もとから世界が崩壊するような真綿クビシメの怖さ。
現役で作家されてた頃は、日本においてはいわゆるカルト人気でしたが、その影響は絶大。
『ゲド戦記』のアーシュラ・K・ルグィンや『マトリックス』の元ネタになった『ニューロマンサー』のウィリアム・ギブスン、似たようなテーマを扱った押井守なんかも、もしかして影響をうけたその席に加えていいかもしれません。
小説家では『虐殺器官』の伊藤計劃、マンガ家なら『EDEN』の遠藤浩樹もよくディックの名前を挙げてました。
実はあの寺沢武一原作の『コブラ』の第一話も、モロにこの話です。
うだつのあがらない主人公の男が、気晴らしに楽しい夢を見せてくれるアミューズメントを利用したら、自分がかつて宇宙を騒がしたあの、「宇宙海賊コブラ」であることを思いだすっていうストーリー。
まんまですねー。
自分はディック作品を少ししか読んでないので、語れることも多くないんですけど、ここには挙げきれないほど、とにかく数多の作品が映像化されています。
ディックの映像化作品にふれるたび、文明社会がおちいる悪夢を予見していた洞察には、感嘆を禁じえません。
前にもこんな映画が見たかも
未来都市は楽しめた
シュワちゃんのオリジナルも観たけどもう忘るてる。
今回はコリン・ファレルが好きなので、まあ楽しめた。
よく言われているように、妻とヒロインの雰囲気が似ているので、あれ?どっち?となる。もっと髪型を変えるとか、オリジナルのように髪の色を全く違うようにするとかにしてほしかった。
未来都市はスタイリッシュでカッコイイ。
この作品もそうだけど、マイノリティリポートやブレードランナーといった未来都市が出てくるのは、ワクワク感があって好き。あと、ザ・フォールも、えー?笑となったけど、ぶっ飛んだ発想は映画だからこそ。
マサイアス役のビルナイが好きだけど、あっさり亡くなってしまって残念。
ピアノのシーンは面白かった。ディレクターズカット版だったので、劇場版には出てこないらしいイーサンホークが観れたのも良かった。
元嫁の追跡が怖すぎて鬼嫁感半端なかった。
最後のシーン意味深。夢なの?なんなの?
まぁ観る人の好きにして!ということだろうから、私の中では、このままハッピーエンドということで。
まあまあ普通に楽しめた作品だった。
絵はキレイ
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核戦争か何かで、地球の居住区は金持ちと貧乏に別れてた。
主人公は貧乏の方に住んでたいが、偽の記憶を植え付けられただけだった。
過去の自分からのメッセージを見て、陰謀の存在を知る。
それは金持ちの居住区が不足したので、貧乏の方を皆殺しにするというもの。
記憶を消される前の恋人と合流し、共に戦って敵の陰謀を阻止。
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花火大会を見ながらだったこともあって、あまり内容分からんかった。
シュワの作品の方もほとんど覚えてなかったし(場)
でも絵は綺麗だったなあ、是非劇場で見てみたいわ。
ケイトの怖さも最高。コリンは相変わらずブラピ似だった(場)
ちょっと惜しいかな?
リメイク版と知らずに鑑賞。
現実なのか夢なのか、最後まではっきりせず物語が進みますが、救急車で目が覚める前のシーン(セリフ)からすると、刺激を求めてリコール社に通いすぎて脳がおかしくなったとか、戻ってこれなくなった、という解釈なのかな?と思いました。
オチをもう少ししっかりしたら、かなり評価は高いです。
導入を始め、アクションも良かった。
設定も私は未来感があって世界観は好きでした。
じゃない方のトータルリコール
良リメイク
おもしろかったけどなぁ
何もかも中途半端
より原作寄りを楽しみたいならコチラ☝️
現実が分からない恐怖
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