「リスベット物語」ドラゴン・タトゥーの女 mooveさんの映画レビュー(感想・評価)
リスベット物語
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オリジナル好き、そしてフィンチャー監督ってことで期待が大きかった分、評価は辛いです。
書いてるうちに長くなってしまったので
簡単にピックアップしました。
・そもそもこの映画の性質上、あんなド派手なオープニングは必要ない。
(エンディングだったらよかったかも)
・事件の一つ一つも取り上げ方があっさりし過ぎだし
・何よりもリスベットが可愛すぎるのだ。
・あんなに簡単にミカエルを受け入れるものだろうか。
(だからこそ彼女が異常なのだとしても)
・そしてあのお下劣極まりないモザイクである。
・時折訪れるグロテスクなシーンもエロティックなシーンも
狙っている感がありすぎ
全体を通して言えるのは、ミカエルは巨大な陰謀と、リスベットは受け入れ難い現実と壮絶に戦っている筈なのに、監督がハリウッド寄りになりすぎて、まったく戦っていないのである。
2時間40分もかかってリスベットの成長物語を見せられるのは
ちょっと辛いです。
私はオリジナルの先入観が強すぎるのかもしれませんね。
単純に映画としては面白い部類かと思います。
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