「【”ヴァンゲル家の一族” ミレニアムシリーズ第一作を、デヴィッド・フィンチャーがダーク、ソリッド、スタイリッシュな映像で、第一級のサスペンスアクションに仕立て上げた作品。】」ドラゴン・タトゥーの女 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ヴァンゲル家の一族” ミレニアムシリーズ第一作を、デヴィッド・フィンチャーがダーク、ソリッド、スタイリッシュな映像で、第一級のサスペンスアクションに仕立て上げた作品。】
ー 内容は、人口に膾炙しているので割愛 ー
■感想
・ルーニー・マーラがダーク・ヒロインを身体を張って演じ、一躍トップ女優の地位を築いた記念すべき作品。
鑑賞当時は、ルーニー・マーラを「ソーシャル・ネットワーク」でチラッとしか見た記憶しかなく、凄い女優さんが出てきたなあ・・、と思っていたらその後の活躍は御承知の通りである。
・原作は、ミステリー要素の強い、推理小説の一級品であるが、デヴィッド・フィンチャー監督は、
それに、スリリングなアクション、戦慄的なビジュアル要素を強めに絡め、第一級のサスペンスアクションに仕立て上げた。
・クリストファー・プラマー、ステラン・スカルスガルド等名優も存分に魅力を発揮しており、ミカエルを演じたダニエル・クレイグは当然ながら良く、名だたる役者の抑制しながらも、印象的な演技に魅了された。
<前半は、天才ハッカー、リズベットのビジュアルに代表されるSMの雰囲気が漂い、後半は魔性の血を引く一族の、濃密な人間関係に魅入られた作品。>
<2012年3月 劇場にて鑑賞 鑑賞記録なし(何故? 涙・・)>
<2021年1月5日 別媒体にて再鑑賞>
■蛇足
・2019年1月 ミレニアムシリーズ第4作を原作にした作品「蜘蛛の巣を払う女」が、デヴィッド・フィンチャー製作総指揮により、クレア・フォイ、シルヴィア・フークスをメインキャストに据え、公開された。
面白かったが、今作のトラウマになるような、インパクトを超える事は出来なかった・・。(個人的意見です。)
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