「至福」ハンナ dobubobaさんの映画レビュー(感想・評価)
至福
Exit Planet DustからのChemical Brothersファンである私にとって、待ちに待った「ハンナ」の公開です。感想は一言、よかったー。本当に幸せな2時間でした。
本作品の監督ジョー・ライトの出世作の「つぐない」で助演女優賞でオスカーノミネートされたシアーシャ・ローナン(Saoirseでなんでシアーシャって読むのか?アイルランド語らしいけど)。前回のラブリー・ボーンの演技もよかった(映画自体はいまいちだったけどね)けど、今回も運命に翻弄される少女を真剣な瞳で演じています。今回、アクションにもチャレンジしていてキックアスのヒットガールばりの攻撃力を見せ付けます。まじ、かわかっこいいです。
冒頭のI just missed the heart.(Double meaning)が重くのしかかるシビアな内容。悪役が板についてきたケイト・ブランシェット。ヨーロッパ訛りの英語がめちゃくちゃうまい初代ハルクのエリック・バナ。そして、前編通してテンション上げまくってくれるケミブロの音楽!至福の時間でした。好みが分かれる映画だと思いますが、おすすめです。 10000円
ひとつだけ。ジョー・ライトさん。シアーシャのピアス穴くらいは修正しましょうよ。SFはリアルが命です。まあ、おもしろかったから許す。
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