劇場公開日 2011年10月29日

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ウィンターズ・ボーンのレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

4.5半径数メートルの世界

2013年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

面白かった。

主人公は17歳の女の子で、父親が家を保釈金の担保にしたまま失踪したため窮地に立たされ、父親を探すことになる。主人公の住んでいる村はコミュニティぐるみでドラッグをさばいていて、親父はドラッグディーラーだったが「村の掟」を破ったことで殺されたらしいことが分かる。

普通だったら主人公の目的が「親父を殺したヤツを突き止める」になりそうなのにあくまで「家を守るため親父を探す」なのがいいと思った。主人公の少女の目線、半径数メートルのことしか描かれないし、少女も見渡せる数メートルの世界を守るので精一杯なんだな~と思った。

食うや食わずで学校にも通えない。父親は失踪し、母親はうつ病。弟と妹はまだ小さい。家族を自分が支えなければならない。現実から目を背けるには伯父のようにドラッグをやるか、母のように心を病むしかないのか。主人公が軍隊に志願するシーンで志望の理由を聞かれて「まずお金。あと旅もできるし」とちょっと恥ずかしそうに言うのが泣けた。

途中、伯父さんが急にバーで張り込みして、おっさんの車のフロントガラスを割ったりするところがイマイチ分からなかった。

あと子供の演出もよかった。友達の赤ちゃんがドアのベルをチリンチリンいじってるとことか、本筋とは関係ないところだけどよかった。

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タニー

3.5重々しく、痛々しく、そして力強く

2013年4月9日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

ミズーリ州南部の田舎で精神を病んだ母と幼い弟妹を養う17歳の少女リー。ある日、父が家と土地を保釈金の担保にして失踪。立ち退きを免れるべく、リーは父を捜す…。
2010年度アカデミー賞4部門(作品・主演女優・助演男優・脚色)ノミネート。
旬な女優、ジェニファー・ローレンスのブレイク作。

映画は重々しく、ヒリヒリとしたサスペンス・タッチで進む。
17歳の少女にこの現実は過酷だ。八方塞がりの極貧生活、薬物、ワケありの父の親戚や知人たち…。
時にそれらが牙を剥き、危険な世界に足を踏み入れて行く…。
しかしながら、リーはタフだ。一歩も退かず、食ってかかる事も。
彼女をそこまで駆り立てるものは何か?
俗な言い方だが、守らなければいけないものがあるから。自分が守らないといけないから。
そんな少女の姿が頼りがいあると共に、痛々しい。

ジェニファー・ローレンスは抑えながらも力強い演技。これでブレイクしたのも納得。ここまで出来る同世代の女優はなかなか居ないだろう。
リーの唯一の協力者である伯父を演じたジョン・ホークスも存在感放つ。

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近大

3.5ああ。。。

2013年1月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

幸せ

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printemps

2.0どんより

2012年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

映画は終始、どんよりムードで進む。失踪した父親を見つけないと担保にされていた家を取られる設定。しかし話はヤバい方向へどんどん進むも、結局父親がどんな悪い事をしでかしたかはなかなか明かされず。人間関係も複雑で、誰が親戚で誰が仕事仲間なのかよくわからん。まぁ話はわかりずらいわな。
主演のジェニファー・ローレンスが地味な役どころ、どこかジュリエット・ルイスの若い頃に似てて笑った(笑)

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ジョン

3.0気が滅入った時に

2012年4月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

どうもましゃです(*^_^*)最近、静かな映画観てなかったので、たまにはこういう作品もいいかと思い鑑賞。
一言で言えば淋しいです。なんだか凄く切なく淋しい気持ちになりました。
何が幸せなのかを感じさせられる作品、お金なのか家族なのか、勿論両方が一番ですけど。行方不明の父親を捜さなくては家から土地山まで取られてしまう、だから一家の長である娘が必死になって父親の手掛かりを探し始めるが、途中から生きてなくても、死体でもいいと思い始める辺りが、切なく、17歳の女の子に重くのし掛かる運命なんだと、観てて淋しい気持ちになる。
ストーリー的にはさほど凝ったものはなく、驚く演出等はないが、周りの状況が分かりにくく、特に周辺住民、親戚関係との位置関係がはっきりしないとこがマイナス点。
この作品を観て思ったのは自分がいかに幸せかと思い知らされた事、嫌な事があった日や、気持ちが滅入った時に観れば、少しは自分が幸せと思うであろう。

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ましゃ

4.0選べない。逃げられない。守るしかない。

2012年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

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ハチコ

4.5微かな希望

2012年1月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

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ショウガない

4.0荒みすぎ

2011年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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吉泉知彦

3.5息苦しさ

2011年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

こんにちは(いま11月4日9:25頃です)

暗い画面、あまりメリハリがない展開。
それに主人公の女の子もかわいいとはいえない。
期待した割りに、がっかりという感想が頭をよぎった。

でも、ちょっと待て。
もう一度、この映画を捉えなおそうとした。
すると違う視点で見た場合、ちょっと感想が変わった。

この映画は現代のアメリカを描いているという。
ウォールストリートのアメリカ。
1%の富裕層に、99%の貧民というスローガンのデモ。

なかでも最も貧しいコミュニティがこの映画の舞台だ。
みんなが知り合い、すこしいけば家族や親戚という関係だ。
そのなかで繰り広げられる物語。
父の死に絡んだコミュニティのなかでの葛藤。
息苦しい。
実に息詰るようなコミュニティ。
ミヒャエル・ハイネ監督の「白いリボン」に似ている世界があった。

軍隊や戦争とはそういう世界から抜け出す手段なのだな
とも思った。

それにしても、もうちょっと晴やかな場面がほしかった。
確かに小鳥を兄弟たちにわたすところはそうなんだけど、
もっと映画的にスキっとしたかったな。

でも書いているうちの少し点数があがった(笑)

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xtc4241

3.0サスペンス物ではない?

2011年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

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tom-tom