劇場公開日 2011年11月19日

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アントキノイノチのレビュー・感想・評価

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3.0泣かせたかった?

2011年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

さだまさしの原作らしいストーリー。
岡田将生(永島君)と榮倉奈々(ゆきちゃん)若い二人が主演。
モントリオール映画祭で受賞ということで期待して観に行きました。

高校生の心の闇や無関心を装うことで保たれる調和。
大人たちの事なかれ主義。
そんな環境で、「生きること」に絶望し傷ついた心、壊れた心が、
遺品整理業で働くなかで、遺された物との触れ合いや傷ついた者同士の触れ合いで生きるということを考え、見つめ直し
生きたいと思えるようになる。

試写会会場では、すすり泣きが聞こえましたが
私は泣けませんでした。
それどころか、永島君がゆきちゃんの写真集を見ているシーンでは、
なんだかとても温かい気持ちになれて、微笑んで観ていたようにさえ思います。

若い二人が、別々の道でも良いのでそれぞれの未来を歩き始めるようなエンディングの方が
私的には好きな映画になると思います。

泣かせたい意図が見える原作を、温かい演出で救われたように思うのは、私の思い込みでしょうか?

友人役の染谷将太は、お気に入りです♪

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☆くっきー