「静かで熱い」アントキノイノチ tomatomatoさんの映画レビュー(感想・評価)
静かで熱い
現代社会の淡白さ、人間関係の希薄さを猛烈に批判していると感じた。
一人一人にはドラマがある。
わたしにも、このレビューを見てくださっているあなたにも。
それを感じられる作品です。
あなたは元気ですか?? そんな風に尋ねたくなります。
最初、岡田将生の綺麗さに感情移入できなかったが、すぐに引き込まれていった。
彼がどうしようもない怒りに叫ぶシーンは鳥肌が立つ。
榮倉奈々の紡ぐ言葉一つ一つは心に響く。
泰造さんも素敵だった!
よくある、静かで淡々と進む、よく分からない邦画だと一見思われてしまいそうですが、私もそう思っていましたが、その考えは簡単に裏切られました。
とても印象的な作品。
ただ残念だったのは、主題歌が軽いと思いました。よって、★−0.5です。
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