「大好きな邦画の1つになりました。」アントキノイノチ Aさんの映画レビュー(感想・評価)
大好きな邦画の1つになりました。
クリックして本文を読む
原作を読んでいたからかもしれませんが、初めは原作を思い出しながら本と実写のキャラクターを確認して比較しながら観ていました。
「この映画を作った人は、アントキノイノチをこういう風に捉えて映画を作ったんだなあ」と少し私の捉え方と違ったアントキノイノチ(あくまで少しです)を批評するとかそういうつもりでなく比較しながら観たと言ったのが素直な感想です。
でも岡田くんの演技は本当にすごかったです!あれこそ役者ですね。あんなに素敵な男性があそこまで永島くんになれるものかと驚きました。
この映画が伝えてるものって、とてもシンプルな事なのかもしれないと原作を読んで、映画も観た私は思いました。シンプルで単純な事だけど、実際にそれを感じたり、言葉に出したりする事ってとても難しくて現実味がない。でも何より多くの人が悩んでる事なのかもしれない。
私なりだけど、このお話と向き合って考えついた事です。私たちは1人じゃない、誰かに支えられて生きている。それは1番身近な家族かもしれない、大好きな彼氏かもしれないし、部活の仲間や学校の先生、もしくはTVのアイドルかもしれない。きっと誰かが誰かの心の支えになっていて。その誰かは誰かを支えとして生きている。けれど、自分は1人だと思ってしまった瞬間って、消えてしまいたいと思うほど残酷な瞬間で...。
最後にゆきちゃんが死んでしまったのはショックだったけれど、ゆきちゃんの死が永島くんにとっていつかアントキノイノチとなって生きていく糧になればいいな。永島くん、ずっと応援しています。
コメントする