「あり得ない正義感」X-MEN:ファースト・ジェネレーション プライアさんの映画レビュー(感想・評価)
あり得ない正義感
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ケビンが悪くて、人間を滅ぼしてミュータントの世界を作ろうとする。
それを食い止めようと主人公とその相棒が手を組み仲間を増やしていく。
そして見事にケビンの計画を妨害し米軍とロシア軍の衝突をを阻止。
しかし相棒が急に暴走し始め、ケビンを勝手に殺した。
しかも米軍とロシア軍が今度は彼ら自身を攻撃して来たため皆殺ししようとする。
偶然未遂に終わったがチームは二分された。
主人公らは人間と共存を目指し、相棒らは人間と戦うことを選んだのだった。
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人間が自分達と敵対するのが分かってて人間を助ける心理が意味不明。
普通だったら人間のフリをして現状維持を目指すだろうし、
ケビンみたいなのが現れてそれができない状況になってしまったら、
自分達の世界を作る方を選ぶんじゃないかと思う。
そういう意味で、主人公はあまりにも偽善者過ぎて説得力が無かった。
アメリカのヒーロー物って大体そうやけど。
この映画はドラクエ3のパターンで、1や2の前の時代の話。
でも1や2の内容を覚えてへんから、何がどうつながるんか分からんかった。
やっぱりこれがあるから続き物ってしょーもない。
ダサいヘルメットをかぶった時のケビンが加賀タケシにしか見えなかった(場)