「宣明暦、授時暦、大和暦、そして・・・」天地明察 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
宣明暦、授時暦、大和暦、そして・・・
ちょっと暦の違いがわかんない。まぁ、中国の暦を使ってたんだから距離的に誤差は生じるだろうなということくらい。そして、誤差があるから改暦したいと申し出ても公家がそう簡単に許さない。元は日本を攻めたのだから、そんな暦を用いるのはよろしくない!の世界だ。まぁ、800年も使用していた暦だからね。
月食や日食。日本で見られる日食なんてかなりの周期だから、安井算哲が測定するのも10年単位。対決によって食の予測が外れたため、またやり直しだ。印象に残るのはえん(宮崎あおい)と結婚してからの地道な作業。地球儀作りなんて、小学生のときにやったことを思い出した。懐かしい・・・
もう一つ興味深かったのが、関孝和との数学対決。碁の勝負がさっぱり分からなかったので、こちらばかりが印象に残った。正方形の中の大円、小円なんて答えが無限に存在することも分かったよ。円と多角形の問題なんかも円周率に繋がるんですね、きっと。
昼間に見える星。皆既月食のときにようやく見えた。やっぱり天文はロマンチックだ。
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