「見苦しくなってしまった。。。」貞子3D DSWさんの映画レビュー(感想・評価)
見苦しくなってしまった。。。
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んー。
もうすでに企画が浮上した時点で、これは失敗かなと懸念していて、いざ興味本位で劇場に運んでみると、やはり気持ちは変わらなかった。
これは、貞子ではない。
貞子の怖さは、あの存在感、そこにいるかもしれない見えない恐怖、そこにいた恐怖、実体のない怖さなんだけど、今回は3Dってだけあって、3Dの演出をしなきゃいけないから、もう貞子は遊園地のアトラクションレベル。
USJでなら楽しめるかも。でも、30分ぐらいにして。
映画鑑賞前に発売されてた貞子3Dノベライズ版も読んでおいたけど、ノベライズ版の方が良かった。もうちょっと内容が映画版より長いのだが。。。
さすがに後半の貞子もどきモンスターの襲撃は、実写化では笑えるだろうと思っていたけど、それよりひどい出来だった。貞子もどきだとしてもあんなクモみたいなモンスターになるとは。。。脚本家もプロデューサーも何をしたかったのだろう。。。
やはり、日本のホラーの雰囲気は、2D/アナログがいい。3D/デジタルは性に合わない。あのじっとりとした雰囲気も、今回は照明がカラフルで恐怖感ないし、キャラクターもなかなか薄っぺらい人物像。ここまでいそうにないキャラクターが出て来るとは。
でも、石原さとみはとにかく可愛かったw この映画の鑑賞で得たのはそこだけかな。
やはりJ-HorrorにCGもデジタルも合わない、と思った。
これは、貞子でもリング・ワールド最新章でもない。
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