昼間から呑むのレビュー・感想・評価
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酔いつぶれて剥ぎ取られて・・・
ペンションを経営する友人の先輩の申し出を断って歩いてゆくことにしたヒョクチン。着いたペンションがそこだと思ったが、愛想が悪く様子がおかしい。泊まった部屋の隣にいた女が一人だというのでワインを持って部屋に行くと男がいた。とりあえずその場は何も起きなかったが、翌朝、また出会った。さらに海岸に行くと三度会った。飲みまくり、男ととも仲良くなるが、酔いつぶれて起きてみると、山道に捨てられていた・・・カバン、財布、ズボンをはぎ取られて・・・
なんとかヒッチハイクで軽トラの運転手をつかまえるが、よくしてくれると思っていたら、そいつはゲイだった(笑)。なんとか友人に電話が繋がり、本当のペンションへと向かうヒョクチンだった。
飲んでばかりの一人旅。かなりオフビート感溢れるロード・ムービーで、山下敦弘監督作品を思い起こす。途中の駅には『春の日は過ぎゆく』のロケ地だというポスターもあったが、何もない田舎だという雰囲気が伝わってくる。
酒と女の旅
失恋したばかりの青年の傷心旅行を、オフビートな笑いで綴ったロードムービー。
無名のスタッフ・キャスト、超低予算の韓国映画ながら、各国の映画祭で絶賛。
ユニークなアイデアが光った勝利作。
タイトル通り、とにかく呑んで呑んで呑みまくる。
こんなに呑みまくる映画もそうはないだろう。
酒が縁で道中、様々な人と知り合う。
しかし、これが原因でトラブルに巻き込まれる。
たまたま知り合った男女と夜通し呑んでたら翌朝パンツ姿で路上に放り出されていたり、その時車に乗せてくれた男がゲイ?っぽかったり。
失恋の慰めに旅に出たハズなのに、道中何故か女性が目の前に現れる。
宿泊したペンションの隣室の魅力的な女性だったり、バスで隣り合わせたしつこい女だったり。
そしてやっぱり、これが原因でトラブルに巻き込まれる。
男にとって酒と女はトラブルの元とよく言う。
分かっちゃいるけど、女にはクラッとなりたいし、酒も呑まずにはいられない。
災難続きの主人公の姿が滑稽で笑えると同時に、身につまされるというか、身に降りかかりそうでハラハラ。
酒とワケありな女にはくれぐれもご注意を(笑)
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