「映画というより鬱病体験記かな」ツレがうつになりまして。 菊枝さんの映画レビュー(感想・評価)
映画というより鬱病体験記かな
映画やドラマの楽しみって「どれだけ入り込めるか」だと思うんだけど、この作品はそういうんじゃなくて「鬱病とは?」みたいな内容だと思いました。鬱という病気を知りたい人、鬱かもしれないと悩んでいる人、既に鬱病にかかってしまった人、など鬱病に関してなんらかの情報を得たいと思っている人にはうってつけの内容だと思います。しかし、自分にとってこちらの映画の内容は、既に知っていることだらけだったので、とくに感動するようなこともなくつまらなかった。ただ、堺雅人さんの演技はさすがですね、おもしろかった。宮崎あおいさんはいささかキレイすぎてリアリティに欠けるかも。こういう題材の場合、もっと普通感がある女優さんのほうがより現実味が増したと思います。
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