「なおみもうつになりまして」ツレがうつになりまして。 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
なおみもうつになりまして
大坂なおみが鬱だという
鬱で思い出したのがこの作品
約8年ぶり2度目の鑑賞
原作未読
優しい映画だ
ほっこりする
妻は夫をツレと呼び夫は妻をハルさんの呼ぶ
とても仲良しだ
焼けるくらい
宮﨑あおいと堺雅人の魅力をよく噛んで味わうための映画
脇役の皆さんも邦画ファンにとって豪華な顔ぶれ
余貴美子大杉漣吹越満津田寛治など大好物
映画comのキャスト紹介には表記されていないが吉田羊や伊嵜充則らも出演している
電話の主は梅沢富美男だった
宮﨑あおいが可愛い
社交辞令で無意識に可愛い!と言うような軽薄な可愛らしさではない
体に良い様々な食材をギュッと一粒に詰め込んだ奥深いサプリメントのような可愛らしさ
エンドロールは原作者のイラストの数々
結局この映画を観ても鬱病のことはよくわからない
医学に全く教養がない自分はもちろんのこと精神科医の皆さんもどれだけ知っているか疑問
鬱は人によって様々なんだろう
田山涼成演じる精神科医の診断どおりツレも鬱病で間違いあるまい
自分の身内も離婚をきっかけに鬱病になってしばらく入院したが退院後数年経って再婚したら元の生意気がかなり回復していた
兄のアドバイスが役立ったと思い込むのは自惚れか
病にかかった本人の考え方次第なのかもしれない
あと自己中でわがままで攻撃的な人まで鬱病認定する精神科医の皆さんには共感できない
どんな病名でもいいしなんでもかんでも病気にしたってかまわないがそういうものは鬱というジャンルに入れてもらいたくない
専門家だろうがなんだろうが医療関係者の発言が常に正しいならハンセン病患者隔離問題は起きていない
何が新型だよ
新型うつに新型コロナに新型爆弾
新型はろくでもないものばかり