「生きる意味、働く意味」人生、ここにあり! Helgueraさんの映画レビュー(感想・評価)
生きる意味、働く意味
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実話を基にしたイタリア映画
労働組合員のネッロが、
上司から反感を買い、窓際に左遷させられる。
その先は精神病を患った元患者達の組合だった。
元患者達の組合の仕事は切手を貼ること。
単純作業で納期もノルマもなく、
作業をしなくてもお金はもらえる環境・・・
薬づけで廃人となっていくだけの人生。
健常者でもこの環境に置かれたら、
精神崩壊を起こすと思う。
1.左のバケツの水を右のバケツに移す
2.右のバケツの水を左のバケツに移す
これを永遠と繰り返す作業をさせると、
人間は精神崩壊を起こすらしい。
ほぼ意味の無い、非生産的な環境に身を置いた廃人達に
ロッソはある提案をする。
1.非生産的作業だけど、お金をもらえる現状維持の人生
2.自由経済に参入し、利益を追求する仕事をする人生
皆は2を選んだ、ここから色々なストーリが始まる。
ストーリのテンポも良く、
最後まで飽きないで観ていられる。
100%ハッピーエンドではないが、
生きる意味、働く意味などを考えさせられる映画
生きるエネルギーを貰えた。
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