「設定の引き算を」バレッツ よしさんの映画レビュー(感想・評価)
設定の引き算を
引退したマフィアのボスが、舎弟の仇を撃つためにマフィアと抗争を繰り広げる物語。
ジャン・レノの魅力たっぷりのマフィア映画です。
マフィアの残虐性の描写、銃撃戦の迫力は流石です。マフィア物らしく家族の情愛もしっかりと描かれていますし、片やリベンジアクション物としてカタルシスを感じることも出来る楽しめる映画でした。
やや主人公を美化し過ぎているように感じられたのが難点。またラストの8人目の話は蛇足に感じます。22発も撃ち込まれた設定も極端で、その後バイクアクションは流石に出来ないでしょう・・・等と突っ込みを入れたくなってしまいました。設定はもう少し引き算しても良かったかもしれません。
私的評価は普通にしました。
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