劇場公開日 2011年4月9日

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「ただただ可哀想な女」引き裂かれた女 kuさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ただただ可哀想な女

2015年3月9日
PCから投稿

悲しい

若くて初心なヒロインが若いお金持ちの男と有名作家の初老の男との間で揺れ動き、とにかく振り回されるなんとも言えない話でした。

さっきまで愛だと信じていたものは実は違ったり、欲しかった愛を手放して欲しくない愛を選んだり。2人の男の間で、自分の心に忠実に行動したり自分の心を殺したりしながら少しずつ変わり、疲れてゆくヒロインが見事でした。
ラストもタイトルを表したかったシーンなのでしょう。唐突感は否めませんが、映画としてはとても面白かったです。

ku