「うむむ…なんともかんともでございます。」もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら syu-32さんの映画レビュー(感想・評価)
うむむ…なんともかんともでございます。
「水曜プレミアシネマ」での地上波初放送を鑑賞。
原作はブームになったときに読みました。高校2年生でした。
なかなか目から鱗な内容で、斬新なビジネス書だなと思いました。
本書以降、題名が文章みたいな小説なりビジネス書なりが増えたような気がします(笑)。
それはさておき、当時私はAKB48のファンであり前田敦子推しだったこともあって、彼女が映画初主演を飾った本作の公開は大変嬉しい出来事でした。
しかし反面、「果たして映画館に観に行く価値があるんだろうか?」と冷静な目で見つめる自分もいて…オタクに成り切れていなかったんでしょうかねぇ…(笑)
なので映画館へは足を運ばず、DVDも買わず、上記の放送が初鑑賞でした。
…正直な話、ファンの贔屓目で観てもあっちゃんは演技が下手でしたねぇ…。峯岸みなみもしかり。というか、出演陣が若手俳優オンパレードでそれぞれがまだまだ拙い部分があり、なんともかんともな作品でした。大泉洋がかわいそうだなぁ、と思いました(笑)
しかし、その中でも池松壮亮は秀でていたように感じました。その後の活躍は言わずもがな。あ、野村周平もね!
“アイドル映画”だという先入観があったからか、あっちゃんの魅力を縦横無尽に切り取ってくれているのかと言えばそうでもなく、非常に違和感しか無かったです。何だろうこれは、みたいな(笑) 今ひとつ盛り上がれませんでした。
いやいや、あっちゃんがめちゃくちゃかわいいので、それで全てを許しそうになりましたが…それでも納得できないところがあるのはやっぱり拭えない!
ぶっちゃけた話、何で主題歌が「Everyday、カチューシャ」だったんでしょう…全然歌詞の内容が物語に寄り添っていないじゃないか、と今では強くそう思います(笑)