「まさにエログロナンセンス☆⌒ヾ(*゚∀゚)ノヒャッホォ-ゥ♪」悪魔を見た 初台験さんの映画レビュー(感想・評価)
まさにエログロナンセンス☆⌒ヾ(*゚∀゚)ノヒャッホォ-ゥ♪
のっけからいきなり変態殺人鬼の拉致殺害シーンから始まる\(◎o◎)/
しかもそれが刑事の婚約者で、その頭が思いっきり川に捨てられてて、そこから怒涛の復讐劇が始まるワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
この時のイ・ビョンホンの目がもういっちゃってて、この後とんでもないことが起こることが予想される。
「2か月くらい休暇とってもいいんだぞ?」
「いえ、半月で十分です。」
「そんなに短くていいのか?せめて1か月くらいは・・・」
「いえ、いいんです。」
もう完全に無表情で復讐の鬼と化してるガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
まず怪しい人物を絞り込んで行って、1人ずつ襲撃して行くわけだけど、日本のAV見ながらオナニーして丁度射精したところに乗り込んでくのには笑ったキャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン
そこから本命にたどり着くけど、その途中もチェ・ミンシク扮するギョンチョルは殺しを繰り返す。
普段は塾の送迎バスの運転手をやってて、最後1人になった女子高生を犯そうとしてビニールハウスでことに及ぼうとするが・・・そこにスヒョンが現れて乱闘になり、さらに石で殴りまくって気絶させる。
その隙に部下からもらったGPSカプセルを飲ませて、逃亡資金も置いていく。
つまりわざと逃げさせて女を犯そうとする途端に現れて半殺しにするという、さらに1度半殺しにした時に逃げづらい体になるよう足の腱を切ったり指を折ったりと、少しずつ少しずつ余力を奪っていく。
このたちの悪いストーカーみたいな執拗さと異常さはある意味悪魔(;・∀・)
そしてこんな復讐方法今まで観たことない∑(゚ω゚ノ)ノ
でも悪知恵に関してはギョンチョルの方がさらに上手で、薬屋で下剤を盗んでそれを飲んで体に入ったGPSカプセルを出しちまう。
ちょっとスヒョンの素性をどうして知ったのかが気になるけど、それを逆手にとって今度は反撃に出る。
自首をしちまえば奴はこっちに手出しできないことを逆手にとって、あえて警察に自首をしに行こうとするが、その前に殺したスヒョンの婚約者の家族を皆殺しにしちまう(;´Д`)
もはや血で血を洗う、まさに無益な殺生を繰り返していく。
しかし暴力描写はもとより、バラバラ死体はもとより血や内臓をぶちまけたりアイスピックで手を釘付けにしたり、嘔吐物や下痢便をしっかり見せたり・・・
レイプシーンも殴打シーンも殺人シーンもほんっとリアル。
これぞまさにエログロナンセンス!!!イイネ♪d('∀'o)
韓国映画のこの執拗なバイオレンスは一体何なんだ???
日本みたいなぬる~い暴力描写に比べると、メッセージ性を観客に理解してもらうために惜しみなくビジュアル面での残酷さを提示する。
最後はギョンチョルは自分の隠れ家にある拷問道具のギロチンで首切られて死ぬけど、しかもそれを自分の両親と息子を呼んでおいて、ドアを開けたとたんにギロチンが落ちるというこの上ない残酷さで裁きを下す((;゚д゚))ス、スゲェ
普通の人間じゃこんな残酷な復讐方法思いつかんぞ???(;・∀・)
この映画のタイトル通り、ほんとに映画の中に悪魔を見ましたガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
スヒョンもギョンチョルも悪魔に憑かれたような感じで殺し合った結果、ギョンチョルが死んだことでスヒョンの悪魔は退散したんだろうけど、復讐を遂げても何も残らず空しいだけ。
「罪を憎んで人を憎まず」とは言うけど、悪魔にとりつかれたら最後、徹底的に破壊しつくすだけだということが伝わってくる。
汚いものやえげつないものを見せることで人間の醜さや愚かさを描ききった本当に見事な大傑作v( ̄Д ̄)v イエイ
超お勧めです!!!!