「甚振る、甚振る、甚振る…」悪魔を見た ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
甚振る、甚振る、甚振る…
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これぞ、韓国映画というくらい映像が直接的でエグい、グロい。。妻を殺され、復讐に燃える男。捕まえ、殺す直前まで追い込み、またリリースする。犯人も胸糞悪いくらい、サイコパスで最低最悪なクズ男、チェ・ミンシクが好演している。とっとと殺してしまえと思うのだが、もっともっと苦しむまで追い込む、執念の復讐劇。しかし、復讐は復讐を生み、結局妻の父親、妹も殺されてしまう。ラスト、まさか男の息子、両親までに復讐するのかとハラハラしたが、目の前で処刑する形とは。まさに鬼だ。復讐を果たした後、男の胸に去来したものは何なのかの。そうまでした結果、何が残るのか、妻はもう戻ってこない。クズ男に復讐したい気持ちは痛いほどわかるが、果たし後の無念さが悲しい、それがラストの涙ということだろう。やるせない気持ちで終わった。
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