「素晴らしかった」がんばれ!ベアーズ 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしかった
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リブート版が公開された時にも見返して以来だと思って調べたら15年くらい前で驚く。小1の長男が野球に興味を持ったので、少年野球の映画があるよと言うと見たいと言うので借りてくる。下の子が騒ぐので一緒に見ることができなかったのだが、後から一人で見たらやっぱり素晴らしかった。少年野球をテーマにしながら、中心はおじさんの悲哀で、別れて暮らす娘との交流であり、自分を見つめなおす物語だ。
娘と不良少年が助っ人となって勝利するので、元からのメンバーが強くなったわけじゃないという印象だったが、元のメンバーもずいぶん上達している。二人によってチーム全体が底上げされている。最後の試合は負けてしまうが勝敗度外視の全員野球でとても感動する。
おじさんの悲哀が中心に描かれるけど、野球の場面がたっぷりで試合も見ごたえがあり、クライマックスは試合の勝敗にハラハラする。
背の小さい子がやたらと気が強くてかっこいい。
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