「徐帆は娘の張静初が地震で亡くなったと思っていた。 実際には彼女は養父母に育てられて暮らしたが、 唐山で家族を探そうとは思わなかった。 それには理由があった。」唐山大地震 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
徐帆は娘の張静初が地震で亡くなったと思っていた。 実際には彼女は養父母に育てられて暮らしたが、 唐山で家族を探そうとは思わなかった。 それには理由があった。
動画配信で映画「唐山大地震」を見た。
劇場公開日 2015年3月14日
2010年製作/135分/G/中国
原題:唐山大地震 Aftershock
配給:松竹メディア事業部
徐帆
張静初
李晨
陳道明
陳瑾
王子文
馮小剛監督は少林足球などに役者としても出演している。
主演の徐帆は馮小剛監督の妻である。
張静初は小章子怡(リトル チャン・ツィイー)とも呼ばれている。
李晨は范冰冰の元夫である。
1976年に北京市や天津市も属する河北省で唐山大地震があった。公称では死者は24万人とされているが、実際はその3倍以上とも言われている。、
この物語はその地震そのものではなく、
ある4人家族のその後の32年間を描いている。
地震のシーンはすごい。どうやって撮ってるのかは判らないが、ハリウッド映画にも劣らないと思う。
徐帆は娘の張静初が地震で亡くなったと思っていた。
実際には彼女は養父母に育てられて暮らしたが、
唐山で家族を探そうとは思わなかった。
それには理由があった。
2008年の四川大地震のボランティアとして現地に入った張静初は偶然に弟の李晨と再会した。
弟と共に32年ぶりに唐山市の母親を訪ねた張静初は、
母親の胸中を初めて知ることとなる。
終盤は見ていて胸が熱くなるシーンがいくつもあった。
久しぶりにたくさん泣けた作品に出合った。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
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