「天災を避けられないが、運命は信じられる!」唐山大地震 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)
天災を避けられないが、運命は信じられる!
1976年、中国で24万人の地震による犠牲者がいたことに驚きました。
生き埋めにされた双子の姉弟は、瓦礫の端と端にいてどちらか一方しか助けることができません。
母親は究極の選択に迫られ泣く泣く弟を助けてほしいと訴えます。
姉は瓦礫の犠牲となり亡くなってしまったと思いきや、実は彼女の命も奇跡的に救われます。
しかし、あの時の母の決断が許せず、母と再開せずに義父母に育てられながら生きる選択をするのです。
なんて悲しい運命…。
親に捨てられたと思う娘の気持ちも、娘を捨て罪悪感の中で生きる母の気持ちも、どちらも苦しいものがあります。
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