「革命は一日にして成らず。」孫文の義士団 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
革命は一日にして成らず。
「孫文」という名前は知っている。
「辛亥革命」という名称も知っている。
だから、いつものように、事前情報なしで見に行った。
これが間違いだった。
もう少しだけ勉強してから見た方が、もっと登場人物の気持ちがよくわかっただろう。
作品冒頭で説明されるが、ちょっと調べてみた。
「辛亥革命」とは、1911年~1912年にかけて中国で起こった民主主義革命 。
目的 清朝打倒と共和制政体の確立
対象 清朝
結果 古代より続いた君主制が廃止され、共和制国家である中華民国が樹立された 。
指導者 孫文
この物語は1906年だから、革命が起こる5年前の出来事だ。
実際に起こった暗殺事件を元に作られているそうだ。
革命って、すぐに起こるものではないのだ。
成し遂げられるまでに、どれだけの人命が落とされたのだろう。
そんな多くの人達のおかげで、革命は成りっ立ったのだ。
ドニー・イェン、ニコラス・ツェー(そういえば、ニコラスの辮髪姿は初めて見るかも)、エリック・ツァン、フー・ジュン等々、見知った役者さんが多数出演し、作品を盛り上げる。
後半、スピード感ある攻防はお見事。
ちゃんとドニー・イェンやレオン・ライの見せ場もあり、アクションも堪能できる。
ちょっとだけ、≪辛亥革命≫について、わかったように思う。
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