劇場公開日 2010年12月11日

  • 予告編を見る

「ゲス野郎はセガール拳で叩きのめせ。」沈黙の復讐 マロピさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ゲス野郎はセガール拳で叩きのめせ。

2011年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

セガール映画の新作は鉄板の元特殊部隊設定ではなく、麻薬取締官。

こんなごっつい取締官がいるんかいな?という突っ込みも、まあセガール映画だからよしとしよう。

そして今回の悪役はなかなか見事なゲス野郎だ。
こういうやつがどういう風にセガール拳の餌食になるかを楽しみに待つというのが正しいセガール映画の鑑賞スタイル。

そういう意味ではこの作品は十分に合格点。
なかなかどうして随所にセガール拳が出現、相手の死亡フラグも立ち、飽きない。
ラストのボス対決まで実にボスのゲスっぷりが描かれており、早くぶちのめして~と願わずにはいられない。

そこで最大のマイナスポイントがボスとの対決。
もっと観たかったし、もっとボコボコにしないと溜飲が下がらなかったかなあ、と。
その分、ロシア人のシークエンスがあるのだろうと解釈。

全体的にはセガール映画として立派に完成した作品です。

マロピ