「最悪」ブラック・スワン 柳屋さんの映画レビュー(感想・評価)
最悪
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まず見たあとに最悪だ・・・という感想です
予告の時点で見るからに精神にキそうなものだったので
初めから見ることに後悔しながら見ました
好奇心と怖いもの見たさだけで見た感じです
予想は的中し、バレエの世界、女、白と黒、鏡、という時点でおぞましい事が起きる条件は揃っていましたね
展開は割と読めてしまうし、内容というよりは設定を見せられた感じです
映画としてはほかの方も言うように綺麗で完成度の高いものだと思います。
内容はなんとも言えないですが、設定と演出は良かったです。
過干渉、過保護な母に大事に大事に育てられた主人公、それゆえ彼女の黒い部分は押さえつけられてきたのだろうなと思います。
初め画面を見た時にやたらと鏡やら影やらが多い画面だと思いました。
鏡に注目してみると割と序盤から鏡の中の動きが違ったり、影が変だったり、傷があったりなかったり、母親の絵の目だけ動いてたのも発見が面白かったです。
グロいと言われてますが、グロさはあまり感じませんでした。
それよりもホラーかと思いましたね。
それでもやはり初めから主人公は舞台当日辺り大喝采を受けた後黒に飲まれるか、死ぬんだろうなー
と思っていたのでつまらないと言えばつまらなかったです。
むしろ黒に飲まれた主人公がこれからどう生きていくのか、の方が見たいですね。
まとめると、終始良くも悪くも最悪で胸糞悪く、いや〜な後味が残る作品です。
2回は見たくないです。
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