「美と官能とトラウマと闇」ブラック・スワン くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
美と官能とトラウマと闇
どこからどう感想を伝えたら良いのでしょう。
主演のナタリー・ポートマン、清純さ漂う美の表現に始まり
大人のようなまだ幼さも残すような官能的なシーン。
そして母親との葛藤。
それらが織り混ざって、終盤の心の闇との、現実とも幻覚とも
つかない闘いへ。
この全ての表現が、主演のナタリー・ポートマン素晴らしかったです。
特に終盤の黒鳥の眼。
魔性、狂気入り混じる迫力ある眼。
これを観た時に、スクリーンに引き付けられ、時間が過ぎるのを
忘れるように魅入りました。
観る前に思っていた想像とのギャップは、良い方に見事裏切られました。
私の中の、今年一番の映画になりそうです。
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