劇場公開日 2011年1月15日

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「歌舞伎観劇は一度もないのに、感涙&鳥肌!!」わが心の歌舞伎座 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5歌舞伎観劇は一度もないのに、感涙&鳥肌!!

2011年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

興奮

大感動作品恒例行事、
エンドロールが流れ終わった瞬間、
座席で小さく拍手をしてしまいました(笑顔)

パンフ買いに直行!!
なに?!1,200円?!たけぇよ!!

写真だらけだったこともあり、
映画関係者には申し訳ございませんが、
立ち読みで済ませてしまいました(苦笑)

でも、いいでしょう。
上映の合間に15分の休憩が入る
約3時間の作品で、前売券でも1,800円したんですから♪

でもでも、お釣りが来るくらいの感動を貰いましたけどね(大感激)

■心に残った言葉
〈 じわ=いい演技を魅せると客席がざわつくこと 〉
〈 毎日が初日のつもりで演ずる 〉
〈 我がときのすべてが、演劇なり 〉
〈 新しい歴史をつくる 〉
〈 道具も役者と一緒に演技している 〉

■歌舞伎鑑賞経験ゼロなのに超感動(感涙&しびれた)
 2010年4月30日に閉場式を迎えた歌舞伎座のドキュメンタリーです。
 現在は、2013年春オープン予定の新歌舞伎座に改築中。今作を見る前に、
 跡地を、見てきましたが、工事中で、更地になっていました。

 スクリーンには、主役をつとめる名だたる歌舞伎俳優だけでなく、
 衣装さん、美術さん、床山さん、大道具さん、そして大掛かりな舞台装置など、
 歌舞伎座の表側だけでなく、普段眼にできない裏側まで、そこで働く人々の、
 熱意や息遣いが聞えてきそうなほど、そして監督やカメラマンも歌舞伎座を、
心の底から愛しているのが伝わってくるほど、愛情を込めて描かれています。

歌舞伎は、亡き祖父が大好きで、
私がまだ小さかった頃、遊びに行くと、
いつも奥の部屋でNHKの教育テレビ?の中継を見ていました。

夕食の時間も、当時は子供ですから、
アニメなどを、観たいのですが、祖父が
歌舞伎をやっていると、そちらにチャンネルを
変えてしまう、なんてこともあるくらいでした❤

そんな祖父の血を引いているわけですから、
歌舞伎を好きになる下地はあるはずでして、
スクリーンを通して、名俳優の一番の見所を、
いくつも見させてもらったのですが、数え切れないほど
鳥肌を立ててしまいました。

一見さんの私がこんな状態になったくらいですから、
歌舞伎ファンにとっては、気絶ものなのではないでしょうか。

私のうしろに座っていた女性2人の家族連れは、
上映合間の休憩中に(まだ休憩中で上映は終わってませんよ)、

「DVDで発売されないかなぁ。絶対に買うんだけどなぁ」

既に永久保存版モードに入っていらっしゃいました(笑顔&驚)

一番ジーンと来ちゃったのは、
勘三郎さんと受付女性のエピソードと、
どなたかの葬儀で粋な心遣いを見せた歌舞伎座のエピソードのふたつ。

ネタバレを防ぐため、これだけにしておきますが、
他のシーンでも、幾つか涙を拭いながらスクリーンを見つめておりました。

★彡     ★彡

こんなに感動するなら、
歌舞伎座が取り壊しに、
なる前に一度行けばよかった!

2013年に新歌舞伎座が出来たら
絶対に生で観に行くぞ!料金が怖いけど(苦笑)

septaka