「シーシェパードの皆さんにも 観てほしい」フード・インク Blueさんの映画レビュー(感想・評価)
シーシェパードの皆さんにも 観てほしい
ちょっと前に 知人からDVDを借りて観ました。 衝撃でした。。 食べ物の安全性について 改めて考えさせられましたし、自分自身が この便利な・物のあふれた世の中に依存していることにも 気づかされました。
私は 『ザ・コーヴ』を観ていませんので、作品に関してコメントしませんが 『フード・インク』も オスカーに値する作品だと思います。
先日、「太地町でのイルカ漁をめぐって シーシェパード側との意見交換会が行われた」 というニュースを見ました。 この時のシーシェパード代表の発言を聞いて 「この映画も観てほしいわ…」と つよく感じました。 イルカ漁についても明言はしませんが、“生き物を守る”ということで発言や行動を起こすなら 世界中で起こっていることをもっと知るべきだと思いました。
【食物連鎖】を考えれば、世界中の人がベジタリアンになるのは 不可能な気もしますが、“大地から(または海から)の恵み”として動物の肉を食する時、その命を奪っていることも・その命に感謝することも 忘れてはならない。 このことを踏まえて『フード・インク』を観ると、悲しみも通り越して 恐ろしくなります。 そして これが現実です。 金もうけ、消費者のニーズと理由づけして 農場では大変なことが行われている。 それを口にしているのは 私たち。 そして体への影響、更には死に至った事例までを 淡々と映し続ける。 これを「アメリカで起こってることだから…」と 他人事に思わずに、しっかり受け止めて考えなければ いづれ我が身にも襲いかかるかもしれない 身近な問題です。
ぜひ いろんな方に観てもらいたいですし、そのまま続編を作ってもらって 【食の安全】に警鐘を鳴らし続けてほしいです。