フード・インク

劇場公開日:

フード・インク

解説

アメリカの食品産業の裏側に隠された衝撃の実態を暴き出し、アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた話題作。ひと握りの人々が莫大な利益を得る一方で下請けにあえぐ一般農家、さらに日本でも未だに表示義務のない遺伝子組換食品の問題など、農業や畜産業の巨大工業化が生み出した数々の弊害をあぶり出していく。「ファーストフード・ネイション」の原作者として知られるエリック・シュローサーが製作に参加。

2008年製作/94分/G/アメリカ
原題:Food, Inc.
配給:アンプラグド
劇場公開日:2011年1月22日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第82回 アカデミー賞(2010年)

ノミネート

長編ドキュメンタリー賞  
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(C) Participant Media

映画レビュー

4.0食に対する考え方を改めないと

2022年12月4日
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ハンバーグ

3.5食品大企業による支配

2022年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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といぼ:レビューが長い人

4.0人類への警鐘(牛の身体にバーコード)

2022年8月25日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2008年のアメリカ映画。
アメリカの食肉やコーン・大豆の生産・販売・供給を一手に牛耳る巨大企業の陰謀に迫る
ドキュメンタリー映画です。
これは「対岸の火事」ではなくて、日本にとっても「自国の火事」と捉えるべきでしょう。

食肉の飼料は今、圧倒的にコーンに頼っています。
コーンが安いしコーンの飼料を食べると牛も豚も《大きく早く育つ》と言う。

塩・油・砂糖を多量に含有する食料=
ソーダ。ハンバーガー&ポテトフライ。
これらは皆、1ドル以内です。
お腹を簡単に膨らませることが出来て、脳は砂糖で満足感を得る。

アメリカ人の食事を支えるそれらの食物。
糖尿病患者製造の必須アイテム。

アメリカでは巨大食品会社、巨大食肉会社が政治献金をすることで政治も味方につけて
更に利益を独占している。
驚くのは遺伝子組み換え大豆を作らない農家を、法律で取り締まっていることには驚きました。
抵抗する個人農家は、大企業に訴追され裁判費用が嵩み泣く泣く示談にして廃業へ追いやられる。
遺伝子組み換え食品を政府が後押ししているのです(最近は変わったかもしれませんが、)

農薬散布、製造過程での塩素やアンモニアにさらされた上に、食品添加物だ。

いつもテレビ・ニュースで一般的なアメリカ人の姿を見ると、肥満率がとても高い。
今回の新型コロナでも、肥満した基礎疾患の持病を持つ大柄な人の死亡率が異常に高かったと言う。
米国のコロナ死者は69万人程。
間接的とは言え、いかに食生活が生命を脅かすかが分かると思う。

近年「食の安全」への危機意識は高まってきている。
以前、「甘くない砂糖の話」や、
マクドナルドの商品だけを1ヶ月間食べ続けたドキュメンタリー映画、
「スーパーサイズ・ミー」を観ました。
砂糖並びにファスト・フードが如何に健康に悪いかを検証しています。
この映画は更にファスト・フードの原料、生産過程にも肉薄。
企業の利益追求が如何に人間の健康を脅かせているか?
その根本的根幹に迫っています。

それにしてもだが、とうもろこし(コーン)
コーンは食用(油、スープ、酒・・バーボン・ウィスキー、)
飼料、燃料=バイオエタノールやプラスチックの原料)
安い上に本当に役に立つ。
利便性に甘えていると大変なことになる。

アメリカの飼料や大豆に頼っている日本人には、耳が痛い!!

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琥珀糖

4.0知った上での選択

2022年8月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

確かにあの頃には
国産の肉を買うようにしていました。
でも,人はすぐ忘れますね。
20年も経てば
きれいにパックされた
安価な外国産の牛肉・豚肉などの方を
選んでいます。
安いものには,
からくりがあることを
忘れないようにしようと思い起こさせてくれました。

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アツコ
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